物理学者の宇宙観から
2008年1月号の日経サイエンスを読んで(ほぼ引用)。
素粒子物理学でノーベル賞を受賞したワインバーグは「宇宙のことを知れば知るほど、自分自身がむなしい存在だとわかる」と言っている。
逆に、東大の宇宙論専門の教授である佐藤勝彦氏はこう言っている。「宇宙のことを知れば知るほど、ありがたいことだと感じる。この地球は豊かな生命、そして知的生命体である人間が生まれる条件がそろった、かけがえのない存在だ。」
一方で、イギリスを代表する天文学者であるリースは「今世紀で人類は終わる?」という本を最近出したそうだ。
反対に、アメリカのダイソンという物理学者は非常に楽観的な考えで、「人類はあと1000年くらいで太陽系に広がっていくき、10万年のオーダーで銀河系宇宙へ。そして1000万年で銀河団の宇宙へ。」ということを言っているらしい。
上記の重要な2つのテーマに対して、それぞれ反対向きのことを、同じような高度な科学知識を持つ物理学者たちが言っているということがおもしろい。
宇宙はかなり多くのことがわかってきているけど、ひとつなぞが解けるたびに、より大きな命題を与えてきているかのよう。
フェルミのパラドックスといわれる話があって、「人類が宇宙人に出会わないのは、宇宙に知的生命体が生まれても必ず自滅するからだ」・・・。
非常に大雑把な試算によると、宇宙の中で、地球型の長期安定性を持つ恒星は0.01%と考えられている。天の川銀河には1000億の恒星があるから、その0.01%は1000万個。かなり普遍的に存在しているので、そろそろ宇宙人が現れてもいいように思われる。
逆に、これまで人類が宇宙人と出会っていないことから、電波で通信できるような文明を持つ知的生命体は約1000年くらいで自滅すると考えることもできる。宇宙の年齢は約100億年だから、天の川銀河に知的生命体が同時に存在する確率は、1000万に100億分の1000をかけなければいけない。すると・・・答えは1。つまり天の川銀河では、現在、地球にしか知的生命体は存在しないことになる。
この計算が成り立たないように、少なくとも我々は1000年以上、この文明を守り、自滅の道に進まないように発展を続けたいものだ。そのためには自分の住処である地球の環境をなんとかしないと。
そういうわけで、宇宙人に出会いたい奴はエコに励めよ!
2008年1月号の日経サイエンスを読んで(ほぼ引用)。
素粒子物理学でノーベル賞を受賞したワインバーグは「宇宙のことを知れば知るほど、自分自身がむなしい存在だとわかる」と言っている。
逆に、東大の宇宙論専門の教授である佐藤勝彦氏はこう言っている。「宇宙のことを知れば知るほど、ありがたいことだと感じる。この地球は豊かな生命、そして知的生命体である人間が生まれる条件がそろった、かけがえのない存在だ。」
一方で、イギリスを代表する天文学者であるリースは「今世紀で人類は終わる?」という本を最近出したそうだ。
反対に、アメリカのダイソンという物理学者は非常に楽観的な考えで、「人類はあと1000年くらいで太陽系に広がっていくき、10万年のオーダーで銀河系宇宙へ。そして1000万年で銀河団の宇宙へ。」ということを言っているらしい。
上記の重要な2つのテーマに対して、それぞれ反対向きのことを、同じような高度な科学知識を持つ物理学者たちが言っているということがおもしろい。
宇宙はかなり多くのことがわかってきているけど、ひとつなぞが解けるたびに、より大きな命題を与えてきているかのよう。
フェルミのパラドックスといわれる話があって、「人類が宇宙人に出会わないのは、宇宙に知的生命体が生まれても必ず自滅するからだ」・・・。
非常に大雑把な試算によると、宇宙の中で、地球型の長期安定性を持つ恒星は0.01%と考えられている。天の川銀河には1000億の恒星があるから、その0.01%は1000万個。かなり普遍的に存在しているので、そろそろ宇宙人が現れてもいいように思われる。
逆に、これまで人類が宇宙人と出会っていないことから、電波で通信できるような文明を持つ知的生命体は約1000年くらいで自滅すると考えることもできる。宇宙の年齢は約100億年だから、天の川銀河に知的生命体が同時に存在する確率は、1000万に100億分の1000をかけなければいけない。すると・・・答えは1。つまり天の川銀河では、現在、地球にしか知的生命体は存在しないことになる。
この計算が成り立たないように、少なくとも我々は1000年以上、この文明を守り、自滅の道に進まないように発展を続けたいものだ。そのためには自分の住処である地球の環境をなんとかしないと。
そういうわけで、宇宙人に出会いたい奴はエコに励めよ!