こんなとこにほんとに人が住んでるの!?



・・・というのも、リヨンはほんとに古くてかわいい街だったから☆家と家の間の細い小道に入ってみると迷路みたいで、古いランプなんかが壁についてたり、建物と建物の間にちょっとした中庭があって花があふれていたり。とにかく素敵な街でした。でもこんな家は湿度が低いからこそできるんだよなぁ。日本で3階建てくらいの建物をこんな風に迷路みたいに造ったら暑くて地獄だもんね。この辺は日差しは暑いけど、部屋の中はほんとにエアコン要らず。ほんとにいい気候!


フランス南東部の街リヨンはジュネーブから国鉄で2時間。乗った電車がとても古くてびっくり。4人座れる座席が向かい合って並んでいて、その単位で壁で仕切られていて、8人ずつ入れる部屋のようになっている。


ここに乗り合わせた人が、お母さんと小さな姉妹の3人。このお母さんがとてもいい人だった。ぴもーが日本語のガイドブックを持っていたのを見て、「日本人ですか」と英語で尋ねてきた。何やら宮崎アニメのファンらしく、全部観ているそうな。女の子たちも「トトロ」とか話していて(この子たちはフランス語しか話せないけどそう聞こえた)、めちゃかわいかった。次の日がその子の誕生日で、おじいちゃんの家に遊びに行くところだそう。お母さんもほんとに素敵な人だった。旅行中の外国人にとって、現地の人から話しかけられるということは、こんなにうれしいことなんだと初めて知った。ぴもーは日本で、こんな風に話しかけられるだろうか?・・・今度からトライしてみよう!うん。


リヨンはローヌ川・ソーヌ川が合流する中都市で、古い街並みと新しい市街地の部分に分かれている。

ぴもーたちは旧市街のほうに行ってきた。

そこには13世紀に建てられたサン・ジャン大聖堂が!jiin2 中に入ったらたくさんの宗教画や、14世紀に作られた時計が。この時計、天文時計と言って年月日も示してくれる優れもの。その日の日付もちゃんと示しくれていました。きっと修理はしているんだろうけど、今でもちゃんと動いているのには驚いた★もしかして電池とか入れてるのかな(笑)ちゃんとねじ巻いてるんだろうか?


そして丘の上にある白亜の教会ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂(なが・・)にも行ってみた。こちらの教会は随分大きく、地下にも礼拝堂があり、高い塔もあった。中には宝物館もあり、聖職者がどんなに贅沢だったかがわかった(笑)


ここでは予期せず、日曜のミサ(というのかな?)が始まり、一部始終を見ることができた。パイプオルガン2台の生演奏と、賛美歌(?)を聞くことができた。そして何やら神父が説教をして、所々で全員が声を合わせて「アーメン」と唱える。う~ん・・・率直な感想は、「異様な光景」だった。100人近い老若男女が皆厳粛な顔をして同じことを唱える、というのは不思議なものだ。何より彼らは自分の意思で行ってるんだから!これが宗教というものか、と初めて感じた。否定する気はまったくないけど、なぜかちょっと怖かったな。。。


それから塔の上にも行ってみた。そこに行くには長い螺旋階段を登るしかない。この階段がほんとに怖くて、絶対落ちないとわかっていても足がすくんで情けなかった~(T◇T)でも螺旋階段の外側(壁側)だけが磨り減っていて、皆怖いから内側(下が見える側)は歩かないんだなと思ったらちょっと安心した(^ー^;)jiin4 で、塔の上から見たリヨンの街。手前と奥に川が2本横断してて、手前がソーヌ川、奥がローヌ川。川がある街っていいねぇ(=^ェ^=)


また、丘の上にはこんなところも!oka これはローマ時代の劇場で、石で観客席が作られている。ここは今でもコンサートなんかに使われるみたいで、この日はロックコンサートの準備をしてました。なんかかっこいいよね☆見晴らしも最高だし!


まだまだ書き足りないけど、今日はこの辺で(^ー^*)