May 2004 No.1

再び、梅原さんの本を読む。今回は河合隼雄という人との共著である。この河合さんという人も哲学者か何かで、どちらかがどちらかの師であるようだ。梅原さんの方が年上だったかな?

この本は実際に梅原さんが小学生に授業をした様子をそのまま本にしたもので、口語で小学生に向けて話しているのだから、これまた前回にも増して読みやすかった。、なぜ勉強するのか、なぜ人を殺してはいけないのか・・シンプルだけどちゃんと説明するのが難しいことを説明してくれていた。イメージとして残っているのは、こういう人がいればまだまだ日本は安泰だと思ったこと。梅原さんがおいくつだったか忘れてしまったが、そう若くはなかったので、次世代の梅原さんのような人を育てなければなぁと思った。もちろん、ぴもー自身がそのような人になりたいとも思った!梅原さんの著作は非常に多いようなので是非他のものも読んでみたい。同時に世の教員の方々にも読んで欲しいなぁ。道徳の時間に教科書を読ませるだけの授業はいらない。梅原さんのように話ができる教員が増えたらきっといい子供が育つだろうにゃぁ★


著者: 河合 隼雄, 梅原 猛
タイトル: 小学生に授業