こんにちは。ぴもです。
前回に引き続き、医学部入学から卒業までに学業にかかった費用を計算してみようと思います。
①では1年生から3年生でしたが、今回は4年生から6年生。
私の大学では4年生から実習が始まりました。
では、さっそく見てみましょう。
4年生
授業料 535,800円
CBT受験料 25,000円
CBT問題集 30,000円
CBT模試2社 12,000円
聴診器 13,200円
実習着 約25,000円
B型肝炎ワクチン 9,600円
ムンプスワクチン 6,000円
インフルエンザワクチン 2,600円
4年生からは病院実習が始まりました。病院実習に先立ち、CBTという試験を受けて合格しないといけません。
CBTの受験にあたり、模試を受けたり、参考書、問題集を用いて勉強しました。
また、実習では白衣や聴診器が必要になります。
聴診器も値段はピンキリですが、初めて買うのは、15,000円くらいのをみんな選びます。ちょっと高機能のやつで20,000円を超えるのを買う人もいました。
実習着は、白衣やケーシー、スクラブといわれるものを一式買います。大学に業者が来てくれて買う人が多かったのですが、私は、通販で安いのを買いました。白衣は最初安いのを買ってきていましたが、テロテロで安ぽすぎたので、ワコールのやつを購入しなおしました。値段は張りましたが、ものはかなり良く満足です♡
何気にお金がかかったのが、ワクチンです。
医療従事者は、感染症のリスクがあります。なので、ワクチンで予防できる感染症に関しては、ワクチンの接種が義務付けられています。病院によっては、基準の抗体価がない場合、実習や見学をさせてくれないところもあります。B型肝炎、風疹、麻疹、水痘(水ぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)の抗体価をはかり、抗体価が足りないとワクチンを接種しないといけません。私は、B型肝炎ワクチンと、ムンプスの接種が必要だったので、受けにいきました。
5年生
授業料 535,800円
実習移動費 約20,000円
国家試験参考書&問題集 80,000円
映像授業 33,000円
インフルエンザワクチン 2,600円
5年生では大学病院以外での実習が半年間あり、移動費がかかりました。
また医師国家試験に向けて、問題集などを購入しました。これがとても高かった😢
医師国家試験の勉強は、大学が何かをやってくれるわけではなく、ほとんどの人がオンラインの医師国家試験予備校の映像授業を見て勉強をします。大手は4社あるのですが、値段はまちまちです。人によりますが、通学で指導を受けると1回6万とかかかります。。。
6年生
授業料 535,800円
OSCE受験料 20,000円
医師国家試験テキスト代 25,000円
医師国家試験受験料 15,300円
医師国家試験模試2社 19,200円
医師国家試験冬期講習① 19,800円
医師国家試験直前講習① 6,600円
医師国家試験直前講習② 11,000円
OSCEというのは、医学部4年生と6年生で受ける実技の試験です。これを受けないと卒業できません。
医師国家試験の直前講習などや模試は人によってどのくらいかけるかは大きく異なります。私が、とっていた講座は基本料金は安いが、直前講習や模試などがついてないので、最後に必要な講座を別途とる必要がありました。5年生のところでも書きましたが、オンライン医師国家試験予備校は、大手4社ありますが、どこでも通年でおおよそ10万円程度です。
あと、就職活動があり、移動費などかなりかかりましたが、ここは個人差が大きすぎるために今回は省きました。
後半3年間は1,980,700円。前半は1,945,900円でしたので、あまり変わりませんね。でも前半は、30万近くかかっていたので、医師国家試験のための勉強代や実習でその金額を相殺しているみたいですね。
6年間で400万近く学習に関してかかりました。記憶に頼ったものなのでおおよそです。
ただ、医師国家試験に受かった後、医籍を登録しないと医療行為はできなく、これに66,000円かかります。。。