こんにちは。ぴもです。

 

友人から以前、貞子で有名な映画「リング」シリーズの原作をおすすめされていて、電子書籍でもってはいたのですが、なかなか読む時間がなくて、読んでいませんでした。

そのことをふと思い出し、時間もたっぷりあるので、6巻のシリーズですが、読み始めました。

私はホラー映画が苦手なので、映画も全く見たことがないです。有名な井戸から這い出てくるシーンと、「きっとくるー」の歌を知っているくらいです。

 

 

映画はホラーテイストになっていますが、実は、原作の「リングシリーズ」はあまりホラー要素はありません。SFです。なので、原作を読んでいても怖いという感想は出てきません。

 

6巻中の2巻目「らせん」まで読みました。

ここまでのテーマは「ウイルス」です。

暇だから読んだにしては、タイムリーです。

少々ネタバレになりますが、惨殺された超能力者貞子の怨念が、ウイルスとなります。

そのウイルスがさまざまな形で人々に猛威をふるい、人々を恐怖に陥れ、時に人を殺します。

 

 

この物語は、映画の影響もあって貞子という強烈なキャラクターに引っ張られがちですが、主題は、ウイルス。

貞子はウイルスを擬人化したものです。貞子の特徴は、ウイルスの特徴。貞子の目的は、ウイルスの目的。

 

こんな時期に読んだので、どうしても貞子をコロナに置き換えて読んでしまいました。

 

コロナウイルスの理解には直接はつながりませんが、この「リングシリーズ」を読めば、ウイルスの簡単な特徴など少しは勉強になります。

この物語で「天然痘ウイルス」がウイルスが出てくるのですが、これも面白いポイントです。

 

貞子は怖いですが、実は、たった3,4ヶ月でその全貌を把握されてます。

その点コロナウイルスはまだまだ、わからないことばかり、貞子のほうがやはり人間だからなのか、コロナウイルスよりも人間に好意的な気がしますね。

 

みなさんも時間があれば、ぜひよんでみてください!

 

これから3巻以降も読もうと思います。