こんにちは。ぴもです。

先日、実習が終わり家に帰ると疲れてしまい、眠ってしまいました。起きると外は真っ暗。ずいぶん寝てしまったとスマホで時間を確認したら17時でした。日が暮れるのが早くなりましたね~。冬って寒いし日中が短くてなんとなく陰鬱な気持ちになる人も多いかと思います。

 

<日照時間が短いとうつ病の発症のリスクは高くなる>

みなさん、「冬期うつ病」という病気を聞いたことがありますか?けっこうテレビなどでも特集されたりしているので、知っている人も少なくないと思います。

簡単に言うと、冬になるうつ病です。そのままですね。この冬期うつ病は、緯度が高い地域(地図上で上のほうにある)や冬に晴れの日が少ない地域に多いために、日照時間の少なさが関係していると考えられています。

日本では、緯度が高い地域としては北海道、晴れの日が少ない地域としては新潟県が挙げられますね。実は、私の知りあいで北海道、新潟県に住んでからうつ病になってしまったという人がいます(たまたまかもしれませんが)。

 

<うつ病は何科にいけばいい?>

うつ病はこころの病気です。しかし、こころの不調は身体にも出始めます。

うつ病はどうやって気づかれることが多いかというと、「ここのところ体がだるく風邪っぽい」などです。風邪っぽいって内科に行ったら、身体には悪いところが見つからず、実はうつ病でしたってことが珍しくありません。そうなると通うのは内科ではなく、精神科になります。内科でうつ病が疑われるといわれたら、精神科を紹介されると思います。

また、最近はインターネットでなんでも調べることができるので、自分の症状がもしかしたらうつ病ではないかと思って、精神科に行ってみる人もいるかと思います。

ただ、いきなり精神科に行くよりは、体調が何日も長い間すぐれない、市販薬を飲んでも一向によくならないといったことがあったら、まずは内科にかかってみるのが私はいいと思います。

 

<どうしてうつ病で内科にいくべきなのか?>

どうして内科に行くべきなのか?それには二つの理由があります。

まず1つ目は、身体に問題はないかを調べるためです。

先ほども書きましたが、うつ病は風邪っぽい症状だったり、朝起きれなくなったりといった身体の不調で気づかれることが多いです。そういった症状は、うつ病でも引き起りますが、ほかの病気でもたとえばがんなどでも、起こり得ます。身体の問題であれば早く発見し、早く治療をすれば、よくなる可能性が上がります。なので、まずは身体の問題を解決することが重要です。

次に2つ目です。それは、精神科は見てもらうのにとっても時間がかかるからです。

内科であれば、今日会社帰りによろうとか、学校帰りによろうとか、基本的に予約なしで行くことができます。混んでて受診できないってことはあるかもしれませんが、病院やクリニックの営業時間内であればだいたい行ったその日に診てもらうことができます。俗にいう「飛び込み」で見てもらうことができます。

一方、精神科はどうでしょう。いま、読んでいる人の中にも精神科にかかったことがある人もいるとおもいますが、ほとんどの場合、「飛び込み」で見てもらうことはできません。

精神科に診てもらう場合は予約をとる必要があります。そして、予約して取れるのは大体2か月や3か月後になります。精神科の先生曰く、2か月や3か月であればまだいいほうで、何年も待たされることもあるそうです。冬期うつ病であれば、待っている間に治ってしまうこともあり得ますね。

 

<精神科医がたりない>

私自身、友達がうつ病になったりして、うつ病が身近であることがわかりました。ネットなどではうつ病にならないような思考法などさまざまな情報に出会いますが、それができないからうつ病になるんじゃないかなって思いました。精神科医ですら精神疾患にかかったりするそうです。

精神疾患は他人事ではありません。

いま、精神科にかかる患者さんの数はとても増えています。それに見合うだけの精神科医が絶対的に足りていない状態です。なので、精神科を受診するのに数か月も待たないといけません。

 

 

これからの時期、仕事も忙しく気分も沈み込みやすくなってきますが、どうかみなさんご自愛ください。

 

長い文章お読みいただきありがとうございました。ではまた✋