勉強方法について前に書きましたが、今回はその続きを書きます。
前回に書いた内容で拍子抜けした人がいたと思います。教えてほしいことはそこではないと思った人も多かったでしょう(笑)
今回は勉強といったときに、一番メインとなる『記憶』について書きます。
<勉強のサイクル>
勉強は大きく『インプット』と『アウトプット』に分かれています。
『インプット』とは、記憶することです。学校の授業などはインプットにあたります。
『アウトプット』は記憶したことを再現することです。テストなどにあたります。
勉強=インプットと考える人もいると思いますが、勉強は最終的にテストなどが目標になるためにアウトプットも伴う必要があります。
インプットとアウトプットの両輪をきちんと回せないといけません。
ですが、インプットができていなとアウトプットもできません。
まずはインプットです。
<どうやって『記憶』するか>
インプットとはつまり記憶です。記憶って大変ですよね。実は私も記憶というものが苦手なんです。ですが、医学部の勉強というのは、ほとんど膨大な量の記憶、毎回泣きながら勉強しています(笑
そもそも記憶力は、個人差があります。頑張って記憶しても記憶が得意な人にはかないません。また、記憶力は年齢にもよります。なので自分の記憶力を最大限に発揮することを目標にしてください。記憶力を他人と比べてしまうのは、おすすめしません。
記憶力を最大限発揮するには、適切な方法があります。記憶方法は人によりあうあわないがありますので、自分に合っているものをみつけてください。
<書いて覚える>
書いて覚えるという勉強方法があります。これは学校でみんなやっています。授業中にノートをとったり、人の話を聞きながらメモを取ったりということです。
書くと言っても様々に分かれます。
①丸写し派
女優さんでも台本を丸写しして覚えると話していた人を見たことがあります。
勉強においても、なんでも丸写しする。参考書や教科書を一言一句丸写しする。こういった勉強方法をとる人がいます。実は私もそうです。時間が許す限りこの勉強方法をとります。
正直コスパは悪いです。意外と教科書などは読んでいてわかりにくい、理解しにくいものが少なくありません。読んだだけではわからないことが、書くことによって、明確になります。
書いているうちにどこが大切なのかがわかってくるのです。
わかっているところは読みとばし、わかりにくいところだけを丸写ししてみるといいと思います。
②要約派
丸写し派とは違い読んだ内容の大切な点をまとめる人もいます。
丸写し派と比べて時間がかからず、コスパはいい気がします。ですが、結構要約するのって大変です。文章や言われたことを要約するのってかなりの訓練が必要ですよね。私は丸写し派をしたあと、要約をしてみます。
要約のポイントとしては、読んだ文章の中で重要だと思われるものについて、それの意味やほかのものとの関係を把握することが大切です。この際に重要なものを単語レベルではなく、文章としてまとめるのが大切です。
③書きこみ型
これは上の二つとはちょっと異なり、既存の文章に自分で書きこんでいきます。
教科書やレジュメなどに、自分で重要なものについてコメントを書き加えていきます。要約型に近いですね。これは、自分がわからないところだけ、既存の文章に書き加えることで、わからないことが詳しくなり、かつ、すでに文章があるので、時間も省けます。
授業で配られる余白のあるレジュメや、余白がなかったら、その文章を余白をつけてコピーし、余白を自分で作ることでこの方法が可能になります。
<組み合わせで記憶に残す>
私はこれらを組み合わせて勉強しています。
ただ、時間があり、勉強の仕方がわからないと考えている人であれば、はじめやすい③から始めるのがいいでしょう!
③と②を組み合わせ自分の頭で考えて書いてみる。それができれば、記憶がうまくできてくるとおもいます。
長い文章お読みいただきありがとうございました。つぎは読んで覚える記憶法を紹介します!では、また✋