こんにちは。寒い日が続いているようですね。学校の授業の関係で2週間程度スリランカにいました。スリランカで医療制度や教育制度、文化などいろいろと学ぶことがとてもいい勉強になりました。
最近、宅建士を目指している人に家庭教師を頼まれました。私は宅建士ではないのですが、医学科ということで勉強方法を教えてほしいということでした。
家庭教師をやっていて最初に生徒に聞かれるのは、やはり勉強方法です。なので、今日は勉強方法について書いてみます。
<一番大切なのは気持ち>
まずは、自発的に勉強ができないと続きません。
社会人になってから、資格の取得などさまざまな理由で勉強をしようと思っている人は気持ちの面はクリアできています。
問題なのは、小学生や中学生です。親などの他人にやらされている限りでは、この気持ちの面がとても弱く、逃げに走りやすくなります。
成績をあげるには、量をこなすことは必須です。量をこなすためには、時間が必要です。気持ちがないと長時間、勉強するするという基本的なことができなくなります。
なので、気持ちは一番大切な条件です。
<勉強したいけど、しかたがわからない>
①目標を決める
勉強はしたい、する気持ちがあるけれど、どうやって勉強していいかわからないという人がいます。
そういう人はなぜ勉強したいかを明確にすることが大切です。
資格を取りたいという人であれば、目標は合格です。
②何時間ではなくどれだけやるか
その合格に向けて何をすればいいかを考えます。この際に大切なのが、時間ではなく量と質に注目することです。
どういうことかというと、『1日3時間やる』というようではなく、『いついつまでにこの範囲を完ぺきにする』というように目標を建てることが大切です。
学校などで『1日なん時間勉強するかをきめなさい』と言われてきた人もいると思います。私自身もそうでした。私が受験を通して気づいたのは、量や質を決めた勉強をしていればおのずと時間がついてくるということです。
『1日にこれだけの量をこなす』の『これだけ』を適当に設定すれば、自然とそれをこなすために、時間が必要となり気づけば、ある程度の時間が経過しています。また、これだけの量をやると決めることで、限られた勉強時間の中でその量をこなすために勉強の効率もあがります。
逆に時間を決めてしまうと、時間を費やすことが目標となり、どれだけやったかが重要視されず、机に向かっていた時間は3時間だけど、頭を使って手を動かしてた時間は1時間なんてことになりかねません。
時間を設定するのは簡単なんです。自分が使える時間のどれほどを勉強に充てることができるかと吟味すればいいだけです。
ですが、量や質、この範囲をやるやこれらの問題を完ぺきに解けるようにするという設定をするのは、自分が使える時間を考えかつ自分の能力も吟味することになります。
自分の能力に見合った量や質を設定するのってかなり難しいんです。理想ではなく、自分のこなせる量を把握する必要があります。
③自分を見つめる
1週間ごとにどのくらいをやるかを設定して、できたできていないを判定し、毎週ごとに量を減らしたり増やしたり試行錯誤することが最終的な目標を達成するのに重要になってくるんです。
これらは、目標がはっきりしていない勉強(語学やスポーツ)などにも同様なことが言えて、目標がはっきりしていないからこそ、今はこれがしたい、今はこれができるから次はこれをやってみたいというように、小さい目標をはっきりさせることがやはり大切になってくるのです。
<禁止事項>
量と質の勉強をしなさいと言いましたが、この際に気を付けないといけないのが、量だけで終わらないことです。
これだけの量をやるといい量をこなしたはいいが、なにも記憶に残っていないということがあります。受験などで、よく『この問題集を3周といた』などと自慢する人がいますが、こういった人は勉強の本質をわかっていません。
問題集というのは、2周で終わるのが理想です。1周目は問題を普通に解きます。そして、間違えるところもあるますよね。そうしたところをしっかりとフォローして2周目を解きます。これが勉強です。この時に2周目は1周目で間違えたところはできないといけません。同じところを間違えているようでは、結局自分の間違いを理解できず、直せてもいないことになります。
なので、問題集は2周が理想です。実際はそうはいかず、何回も繰り返すことになりますが、といた回数が多いことは恥です。
量を決めたらその際に、必ず質(完成度)も伴っていることがもっとも重要になってきます。
ただ、漫然と量を解くことは時間の無駄です。このような勉強はしないでください。禁止です。
今後、回数を追って勉強方法を書いていこうと思います。
長い文章お読みいただきありがとうございました。ではまた✋