こんにちは。

今年の夏は、日本列島は台風やら地震やらで大変でした。いまだに避難所生活をしている人もいると思います。避難所生活は心身ともにつらいものだと思います。本当の意味での復興がなされることを願っています。

 

<うつ病って>

厚生労働省のホームページにおいて、うつ病

 

『眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。
薬による治療とあわせて、認知行動療法も、うつ病に効果が高いことがわかってきています。早めに治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。』

 

との記述があります。

発症頻度としては100人の3~7人程度だそうです。結構多いんですね。これを読んでいる方の中にも、自身がうつ病だったり、学校や職場にうつ病の人がいるかと思います。

私たちにとって鬱は身近なものです。

 

 

<鬱になる医学生>

長期休み、実家に帰っていた時のことです。休み期間中に進級判定(進級できるかどうかの判定)が、行われました。

私は進級できたのですが、友人が一人進級できず、留年が決まりました。正直、やっぱりなと思いました。なぜかというと、学期の途中から来なくなっていたからです。大学は、少なくともきて、出席をして、かつテストに通らないと単位は来ません。来ない時点で、テストも受ける資格もなく、その子は結構早い段階で、留年が確定していました。

その子が、学校に来なくなった時、初めはさぼっているだけと思いました。でも、鬱を発症していました。来なくなってから1週間くらいしてその子の家を訪問してみて、鬱であることを知りました。病院にも通っていたそうなので、私たちにできることは、たまに家を訪ねて、生存を確認するくらいでした。

5月ごろから、来なくなり、その学期はほとんど姿をみず、新学期の10月になり、回復したようで姿を見せました。

回復してから本人と話してみると、その子のように鬱になってしまう学生は、少なくないようで学部の事務に相談したところ、いろいろなことを教えてくれたそうです。

学年に1、2人は鬱になる人がいるそうです。私の学校だけでなく、医学部では鬱になる学生が珍しくそうです。

 

 

<大学生は楽しい時期?>

大学生って人生の一番楽しい時期じゃんっていう人がいます。

大学生って自由なイメージがありますよね。私も大学に入るまではそうでした。すごい遊んでるイメージ(笑)

1年生のうちは、イメージ通りの大学生をする余裕がありました。

でも、2年生になり、専門が始まると毎週、毎週テストがあり、遊んでいる暇がありませんでした。テストに追われ、体調を崩しがちにもなりました。私も一番テストが忙しい時期はとても情緒が不安低で、親などに電話して泣いてしまうこともあり、親が当時を振り返って、私のことをノイローゼだと言っていました。

来週までに、人間にある骨200個を日本語と英語で、機能もふくめて全部覚えてきなさい。これをテストして6割超えないと単位はあげません。っていうのが、何か月も続きます。

医学部は、部活をしている人も多いで、追い込まれてしまう人もいます。

充実した毎日だとは思いますが、楽しい日々ではありませんでした。

 

今回は、ちょっと重いことを書きました。ちょっとお医者さんへの目がかわりましたか(笑)

長い文章お読みいただきありがとうございました。ではまた✋