こんにちは。最近は、中学受験について書いていますが、今回も中学受験についてです。

学習面について、具体的になにをしてほしかったかを書きます。

 

<成績をみてあげる>

多くの親は見ると思いますが、みてあげてください。大手の塾では、模試の成績はネットで閲覧することができます

見て、なにかコメントしてあげてください。難しいことですが、この時に怒ったり、できないことを責めすぎないでください。子供は悪かったとき、とても悔しいはずです。それを親に責められたら、勉強がいやになります。

怒るのではなく、なにがうまくいかなかったかを聞いてあげるといいでしょう。「今回は、理科がむずかしかった?どこが難しかった?」などと、聞くといいでしょう。

もりろん、よくできた時は、惜しみなく褒めてあげてください。子供は親に褒められるのが一番うれしいです。また、頑張ろうという気持ちが芽生えれば、成績は上がっていくでしょう。

 

 

<目標を一緒に決める>

漫然と勉強をしていても学力はうまく伸びません。小さい目標を設定することでそれを目指し、頑張ることができるのが人間です。

これを自分で設定できることが理想ですが、なかなかそうともいきません。この目標を設定するためにも、模試の結果をみることが必要なのです。

わかりやすく言葉で伝えるのが大切です。「理科が偏差値50を切っていたから次は偏差値50を超える」ときめたら、そのためには、なにをしたらいいかを一緒に考えてあげてください。でも、この時に子供自身の考えを尊重してあげてください。親はアドバイスを添えてあげるといいでしょう。例えば、「問題集の問題を〇〇問といてみたら?」とか「ご飯の後1時間算数の勉強をするのはどう?」など、具体的にできる範囲で設定してあげてください。

<勉強をやっているか見てあげる>

目標を設定したら、それをこなせているか見てあげてください。また、その進捗状況に応じて、アドバイスをしてあげてください。

「できない日があるのは、しょうがないけど、できない日の分はどうすればいいと思う?」など、常に問いかけてあげてください。自分で考えさせるのが大切です。自己評価をこどもさせることは、中学受験だけでなく、大学受験にも、人生において大切なことになります。

頭のいい子ほど自己評価ができます。自己評価がしっかりできることで自分の足りないことがわかり、それを補うために努力するからだと思います。

 

<しかるそして褒める>

これが難しいですね。自分で設定した目標が達成できないときなどは、ためらわずしかってください。すべてを肯定してはいけません。頑張らずできないのは、しかるべきです。

努力をしなければ合格は絶対にありません。逃げの姿勢が一度つくと何度でも逃げてしまいます。また、子供の可能性を否定する必要はありませんが、子供自身が自己評価をしっかりできていないのであれば、かわりに評価しなくてはいけません。勉強できない子にありがちなのは、「ビリギャル」的な一発逆転の発想を好み、自分を鼓舞します。でも、それを否定してください。

 

でも、よく出来たら褒める。どんなに小さくても目標が達成できたら褒める。

成功体験を作ることが大切です。「やる→できた」という経験が一番効果があります。成功体験をたくさん作り、子供もモチベーションの維持に努めてください。頑張ればできるんだ!と子供に気づかせてあげてください。この時、親が一緒に喜んでくれたら子供もうれしいです。

私はいまでも、テストでいい点数などを取ったときは、母親に報告してしまいます。そのテストの価値を母が理解していなくても、「がんばったねー」とほめてくれるのは、うれしいです。

人はみんなほめてほしいんです。たくさん褒めてあげてください。

 

お読みいただきありがとうございました。ではまた✋