こんにちは。ずいぶんと久しぶりの更新になりました。

登録販売者の試験を受けていたためにあまり時間がありませんでした。登録販売者は準薬剤師のようなもので、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニなどで第二類、第三類医薬品といった薬を売ることができます。第二類医薬品というとたとえば、葛根湯などの漢方薬があります。

 

この試験では、医薬品に関することが幅広く聞かれます。学問でいうと、薬理学、解剖学、生理学、衛生学、公衆衛生学など様々な分野から広く、浅く問われます。

正直、薬理学、解剖学、生理学、衛生学、公衆衛生学と言われてぱっと、こんな学問であるということがわかる人はあまりいないと思います。これらは、医学部に通っていたら(たぶんどの学校でも)習う学問です。今回は、日本の医学部ではどのような勉強をしているのかを紹介していこうと思います。

 

 

阪大を例として見てみます。

http://www.med.tohoku.ac.jp/admissions/medical/syllabus/index.html

 

 

<教養>                                                                                                                                  

どの大学でも教養科目というものがあります。ざっくりというと大学受験の勉強の延長です。

医学部は理系学部に分けられるので、理科や数学が必修の科目となってくると思います。私の大学では、実験や情報などが必修でした。

必修となっている科目は、科目名、内容ともに高校でのものと同じです。

高校、大学受験の科目と大きく異なっていたのは、必修ではない部分、完全に自分で選ぶものでした。フィールドワークが含まれたものなどもあり、かっちりとした『勉強』といった感じではないものが多かった気がします。

 

教養にかんして言えば、担当する教員によって内容も成績判定も大きく異なるということです。それゆえに大学によって、大きく異なると思います。

また、医学部以外にもほかの学部がある総合大学と学部が医学部しかないような医科大学などでは、その内容が異なってくるとも思います。

 

教養の期間としては、これも大学によって大きく異なってくるでしょう。多くは大学に入ったすぐに1年生のうちだと思います。

 

<専門>

専門科目というのは、医学部では、医学です。

専門科目は、2年生から始まる大学が多いと聞きます。ただ、私立の医科大学では、1年生の後期からっ教養科目に混ざって、専門科目が始まることがあるようです。

2年生から1年半程度、基礎的なものを学びます。解剖学、生理学、病理学、薬理学、病理学などで、あまりなじみのないものです。

人の体について体系的に学びます。

次いで、1年程度、応用的なものを学びます。

これは、小児科学、皮膚科学、眼科学など、私たちが病院で聞く〇〇科と同じ分けられ方をしていて、病気について学びます。

応用的なものまで学ぶと、4年生の半分が終わっており、これで座学は終わりです。それから2年半は、実際に病院にでて、実習を行います。大学によってはこの実習が2年のところもありますが、医学部の国際基準として実習は2年半行うことが必要であり、日本もこの基準を満たすように文部科学省が各大学に要請をしているようなので、多くの大学がそうしています。

 

医学部は6年間。ほかの学部とは大きく違います。あと3年半残っていますが、頑張ります。

 

 

お読みいただきありがとうございました。では、また✋