タイトル:花菱夫妻の退魔帖

 

著者  :白川紺子

 

レーベル:光文社文庫

 

ページ数:280ページ

 

 

 

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装画があまり好みではないのと、著者の作品は大好きなのですがたまーにハズレがあったりするので、期待せずに読んだのですが。

 

面白かったです!

 

 

 

主人公・鈴子のキャラが良いですね。

 

ツンデレな人。

デレはまだほとんど無いけど。

 

老成していて、相手を傷付けない程度にはっきり物申す感じ。

まだ16歳とか17歳なのに。だから?

 

ちょっと烏妃(ウヒ)に似てるのかな。

食いしん坊なとことか。

だから好きなのかも。

 

 

 

 

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鈴子は幽霊が見えるそう。

その能力を使って失せ物捜しなどをしていたところで、花菱孝冬と出会い、結婚することに。

 

孝冬さんもツンツンな人で印象悪かったんだけど、あっという間にほぼデレしかない人へと変貌。

 

なぜそれほど鈴子に惚れてしまったのかが詳しく書かれていなかった気がして。

私はそれが知りたい。

 

ときたま雑に感じることがあるのよね、この著者。

大好きで著者の作品はほぼ持ってるし新刊が出れば必ず購入するんだけど。

 

 

 

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様々なお屋敷で幽霊が出て、それを鈴子が除霊したり、孝冬さんが淡路の君に食わせたり。

 

淡路の君

 

霊を食す霊。

孝冬さん、というか花菱家?に憑りついてる悪霊、って感じかな。

 

最終的にはこれを退治するお話、かな。

 

 

 

著者の連載は最初や中盤は面白いのに最後が残念なことがあるので、このお話は何巻まで続くのかわからないけど、そうならずに納得する結末を願っております。

でも、文章書くって難しいよね。

こんなしょうもないブログでも上手いこと書けないもん、私。

 

 

 

てことで、今は2巻を読んでいます。

孝冬さんがちょっと面倒臭い性格(束縛とか)してそうで、ちょっと嫌。

でも、楽しいです。

 

 

 

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あ、自分に着物の知識が無くて悔しい思いをしている。

着物とか洋装も出てきて、女性がわくわくする小説だと思う~~。