甘やかで激しくて強引
半年ぶりの口唇. 指先. 声. 熱
 
キスされながら首を絞められて
救われる気がした
 
昨日は死にたくて
どうしようもなくて
うまく笑えないまま
目も合わせられず
ただ唇を噛んでた. 
 
言葉にならなくて
この感情を持て余した
 
言いたいことはたくさんあって
でも何も言えなくて
 
拒否しながら身体は求めて
そんな僕はひどく滑稽で余りに単純で
官能的だったと思う. 
 
 
この半年 誰ともしなかった
誰かと抱き合えば
あの人の記憶が色濃くなって
僕を苦しめるし
触れるほどに痛感させられる"違い"に
気付くことが怖かったから
 
同じ指でも 同じ体温でも
何一つ違うよ
 
誰もあの人を 超えられない. 
 
 
息が止まるほど首を絞めて
狂ったように口付けて
何度も"好き"と繰り返した
 
どうしようもない僕
抑えきれない慾望
 
あのまま絞め殺されたかった.