白の記憶0621 | なうのこたつ保管部屋

なうのこたつ保管部屋

大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


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さくさく
さくさくさく

音がする
胸の中に小さな引っかかり

静かな白雪に
足音を残すように

けれどその音は
耳の奥でとても耳障りで
私の心の中に傷を残す

振り向いても誰もいない
手を伸ばしても何も触れない

さくさく
さくさくさく

懐かしいあの人の笑顔
好きかもしれないあの人の横顔

心の色が白色ならば
この心今何色なんだろうか

この寂しさの意味は
何を意味するのだろうか

手のひらの中には
何も無いはずなのに

ゆっくり深く
痕が拡がっていく

迎えに行く自分と
背を向け進んで行く自分

心は私だけ
私の心は私が決めるだけ

静かに小さく
けれどいつか消えてしまう
この思い出

痛みは記憶

さぁ行こうと私が言う
まだ行かないと私も言う

誰もいないから
私は私で決める

心など痛みなど
自分にしか分からないから
うずくまり、見上げ

私はまた
歩き出す




……
…………



おはようございます
久しぶりに書いたけど

頭の葛藤
が今は強いです

浮上するまで
どれぐらいかかりますかね



なう