Another:IN THESUMMER
Another:IN THESUMMER 25
何度目かの信号を渡り
いくつめかの角を曲がっても目的地
そこは複合施設的なスーパーで
アパレルもあればホームセンターもあり
食品フロアや100円ショップまである
サイズで言えば中堅クラスだろうか
まぁ言えば全国何処にでもある店が
優等生のように並び入っているからだ
「 あっ!団子、ぃや、やっぱミックスジュース! 」
雅紀は店に入ると
小さな子供のように喜び興味津々に
カウンター越しの店を、瞳キラキラな視線で見つめていた
「 オレは良いけど、
来週のステージの為に我慢じゃないの? 」
「 ぅー、そうなんだけど。どれも美味しそうじゃん! 」
「 たべるの? 」
食べさせてやりたい
でも、仕事としては互いにプロ意識ありまくり
だから、そこは嘘は付かない
雅紀にプラスになる事は力になりたい
「 我慢… 」
「 あとで春雨ラーメン作ろう!ショーが終わったら、たらふく美味いもん食べに行こうな 」
クレープ屋の前で
手を繋いだまま
その場で数秒見つめてから
そっと手を引いた
元々雅紀は痩せる必要も
無駄な肉も無いと思う
それでも人に見られて後悔するならと
ストイックに腹筋しているのを見れば
オレだって一緒に我慢し
痩せてやる!と、決心してしまうのだ
「 はぁー!終わったら絶対食べまくるよ! 」
「 オレも食欲はそれまでふ封印する! 」
じゃあ何の欲を満たすの?
なんて、それが目的でやって来ました
100円ショップと、スキンケア系ショップ
「 んん?ここで、何買うの? 」
「 とりあえずカゴを持ちたまえ、雅紀くん 」
「 ぷっ、わかりました。船長 」
なんの遊びか分からずままに
二人でカゴを満たしてく
水色と緑のビニールテープ
貝殻や、ザラりとしたガムテープに
水で膨らむ小さなスポンジ玩具
パーティ用の泡スプレー
隣のスキンケア/コスメ店でも軽くかいもの
「 ねぇ、なに買ってんの? 」
「 さぁね~あっ、これいいじゃん 」
ブルーの入浴剤に
フワフワと起毛する、それもブルーなバスマット
カゴいっぱいに
買い物し
二人で両手いっぱいになりました
一応、動く計算で
出口ち近いファーストフード店で
メロンソーダのシェイクlarge一つ
「 これ、順番に飲みながら帰るぞ 」
もー、なんて
言われながらも
どこかワクワクを隠せない雅紀は
購入したシェイクを手に、先程の約束など
忘れたままで
手を離さずにいた
なぜなら100円ショップで
めちゃくちゃ、チャッチーなサングラスを
二つ購入し。その上にまたも安めなキャップを購入
まさに安すぎ
隠れコーデである
大の大人が
100円ショップの
サングラスとキャップ
素材が良いと何でも様になるのだ
「 さて!まずは掃除です 」
「 なに、パーティとかじゃないの? 」
「 ねぇよ、海に行きたいんだろ 」
「 えっ?何が始まるの? 」
二人でボクサーパンツになり
背中が当たりそうになるも
角度を変えて必死に浴室の掃除
泡立て拭き取り
久しぶりに我が家の風呂は
輝きを取り戻しました
買い物から
ここまで二時間は経過
かなりのロスタイム
しかし、ここからが本番です
「 じゃあ、オレは砂浜作るから。雅紀はナイロンテープでヤシの木な 」
「 はぁー!?なに、お風呂で海をするの? 」
「 この家にはここしか海は作れない、だからやるのだあ~まさきぃ~ 」
「 もしかして、ポセイドンとか? 」
驚れながらも。恥を捨て、やり切った勝ち
先ずはガムテで360度近く
砂浜を浴室壁に張り巡らせ
その上に緑や青で簡易のヤシの木を貼る作業
購入したマットも砂浜仕様
沸かした湯にブルーの入浴剤を溶かし混ぜ
その中に
海のともだち(大きくなると15cm)を放り入れます
「 ほら。入るぞ!脱げ、」
「 翔ちゃん…めっちゃ安っぽい 」
「 良いから簡易でも、楽園だろーょ! 」
浴室前で自分の着ていた物をカゴに
ついでに雅紀をバンザイさせると、一気に剥しました
「 ちょ、」
「 はい~ご希望の海ですょ 」
外に携帯からの
砂浜BGM
オレ達はやたら派手な浴室内で
シャワーを浴びます
「 さて、オレが入るから。前に座れば? 」
海のともだちが
ドンドン膨らみ
隙間に入る形で雅紀を招き入れた
「 翔ちゃん、この変なの入れ過ぎでしょ 」
「 大丈夫、海の宝庫だ 」
背中から抱きしめ
雅紀の頭と上や肩
鎖骨などにそれを置いて
入浴剤の効果を混ぜながら待つ
その頃には微妙な顔をしていた顔も
楽しげになり始めていた
「 なんかさ、この入浴剤。凄いトロッとして来たね 」
混ぜれば混ぜだけ
お好みのトロミで、お入りください♪
そう説明の文字があったので
オレは他に目もくれずに。決めました。
「 雅紀の焼けた肌も懐かしいなぁ、」
「 翔ちゃんのも懐かしいね、また行きたいな 」
背中をオレに預け
ゆっくりと傾くから
膝の下に腕を入れ
身体を浮かせる
そっと近づく場所
まだ硬くて、撫で れば
キスが増え始める…
「 翔ちゃ… ん 」
「 待たせてゴメンな。この先は可愛がるから 」
見せかけの海
それ以上に安っぽいけど
二人の気持ちが通じ合えれば楽園かなって?
結局、流れる湯で
海のともだちは全部流れで落ちて
蕩ける入浴剤も
後で洗い落とすのが大変なほど
掻き回す形となりました
……つづく
お疲れ様です
暗くなってきた
台風のせいか
それとも嵐の魅力のせいか
ってw
狭いほーの
家で楽しく過ごす
櫻葉イチャカップル
あの古民家で寝泊まりしてたら
どこに居ても開放的じゃないよね
また南の島に帰る時には
凄い準備していきそうw
二人のプロ根性も
絶対凄いと思うんだよね
ってことで
体操して勉強して
夕飯します
そろそろTikTok
櫻葉凄いのきませんか?





