8.ひと夏の、二人(一止と卓巳) | なうのこたつ保管部屋

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初めて
→ひと夏1.


おさらい
→ひと夏7.





8.ひと夏の、二人



遮光カーテンが揺れるからと、窓も締め切られ、エアコンは禁止


夏季の間、大学内が休みにれば、生徒だけで部屋を使う場合には電気系統の使用は最低限と決まっていた



「 さすがに夏の密室、きつ・・ 」


卓巳が培養した菌をルーペに移し、特有の光を当てている。そしてそれは緑に発光し、示した物質のみを浮かび上がらせる



「 さすがに喉が渇いたな 」


その言葉に先ほどのりんご抹茶を思い出したが、今それを出すのは命取りで、一瞬だけ部屋の隅に置かれた缶を見た



しかし、それを三回生の黒木が自分の視線に気付き目にする


「 あるじゃないか、あれは飲まないのかい? 」


この黒木という男は、中々クセのある男で。秀才ではあるが奇妙な物を愛し、研究したがる


だから、この男がくちを出せば、いつも作業は中断され結局結果を出せない事も少なくない


しかも、よりによってあの缶に興味を持つとは



「 あ、黒木さんもし良かったら飲みますか?それレアなんですよ 」



実験用ゴーグルを外した、卓巳がその会話に割って入り。とても嫌な予感がした



「 そうなのか? 」


指のラバーも中指から抜き、缶ジュースを黒木に渡してしまう


「 ええ、あの喫煙所の自販機のミラクルらしくて信州系の品が出れば、みどり湖でウーマが見れるそうです 」




真剣な卓巳の表情と、
手に持つりんご抹茶がアンバランス過ぎて


僕は笑いを押し殺すのに必死だった


「 なに!?みどり湖でウーマが見れるのか?? 」


「 はい・・、これはその記念だと一さんと今夜あたり見に行こうとしてたんですけど 」



そして、そこからの卓巳のたたき込みは凄まじく
そのミラクルな権利を譲る代わりに


普通に麦茶のボトルが購入出来る軍資金を、手に入れてしまった



「 はい、一さんお茶 」


「 はたして、これで良かったのだろうか? 」


再び、あの自販機に行き
今度は150円程のペットボトルを二本買って来てくれて


「 良いんですよ、黒木さんは夢を買ったんですから 」


あと一本は家に持って帰りましょうと、研究室での時間が終わり。黒木が先に部屋を出て行った



今回、あの男に邪魔をされた訳ではないが、
怪しすぎる缶ジュースのおかげで、また研究が失敗した


なのに、卓巳は楽しかったですね”
そう言い、オレが半分飲んだペットボトルを受け取ると旨そうに喉を鳴らしていた



















・・・つづく


りんご抹茶(豆乳入り
黒木さんに移りましたね爆

みどり湖懐かしい
昨年通ったのですらー


さて、
嵐のJALCMは
離島みたいで

良いなぁ嵐が楽しそう♪
メイキングも楽しくて

少しでも長く居れたら良かったな
五人で南の島なんて

最高じゃないか・・
りんご抹茶に比べ笑



なう

クローバー桜クローバー桜クローバー桜

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