(特)しあ楽12-21(嵐・小説・なな潤 | なうのこたつ保管部屋

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初めての
なな潤さん♪
特)なな潤Ⅰ


テーマ:しあ楽
に入っています

なな潤(特)
おさらい↓
ひとつ前にあります♪




なな潤12-21 Last




「 なな姉!! 」


ハザードライトを点滅させた車に戻れば、輪がオレ達に窓から手を振る


そして二人は後部座席に、オレは運転席でサングラスをかけた



「 大丈夫・・だったよな? 」


「 大丈夫じゃない?な、わけないじゃん。なな様よ?バトルトーナメントで、優勝した事もあるんだから 」



そんな事、聞いた事もないぞ
オレの知らない、なながいて


幼い頃からの思い出と重ならない、まだまだ未知な小悪魔なのかもしれない



結局途中から、やっぱバイト先に顔を出すと輪は店の近くで降ろすと行ってしまう



「 はぁ楽しかったね 」


「 バカ、楽しいわけねぇだろ、たく・・ 」



マンションに戻ろうか?
けれど、約束を思い出す


「 なな明日は?オレは昼からだけど 」


「 あ!ななもフレックスでランチからだよ 」


準備周到ですね
本当に小悪魔すぎて笑えてくる



「 じゃあ出かけるか 」


「 このままで?マンションにも帰らないの? 」


確かにジャケットは羽織っているが
あいつに破られたシャツが痛々しい


「 どこかで買えよ、買ってやる 」


「 本当に!!?色々買って良い? 」


それどういう事だよ、シャツだけじゃないのか


「 まぁ良いけど、じゃあ行くか? 」


海岸線を走り
都心を抜けた辺りで海辺のセレクトショップに、ななだけが入り数分後には紙袋を両手に出てきた



「 潤ちゃんこの店、すっごぃ可愛いよ。お店のお姉さんも素敵でね色々買っちゃった 」



そうですか、オレの金でね
でもまぁ好きな子に何か買うって楽しいよな


あれ、・・今オレ・・



「 潤ちゃん? 」


ななが助手席から覗き込み
オレのサングラスの

見えない視線を探す


「 いや、行くか 」


「 うん♪ 」


店で服を着替えさせてもらい
ななは素足にデニムのワンピース


サンダルも蔦が絡まるような皮の小花が可愛く、ななの指にひとつの輪が通されている



「 それ可愛いな、よく似合ってる 」


「 このサンダル?これねあと一点だったの、ピッタリで良か・・ 」



エンジンはかかったまま
飴色のボタンはシャツワンピースだから膝が割って見える


だから思わず本能で、その桃色の膝に 唇をつけた



「 じゅ・・ 」


ダメだ止まれ、
それ以上動くな自分

なのに膝から 続く柔らかな 肌に


吸い寄せられるよう・・顔を近づける


どこかで甘いに香りがする


全部オレのだって、ななも言ってた
あの男に盗られるぐらいなら


オレが先に、


「 なぁ、なな。マジでオレがもらって良いのか? 」


サングラスを取り顔を上げた


「 なに・・? 」


「 ななの全部 」


途端に真っ赤になるのは、気付いたからで


オレ自身も自分の言葉に驚いていた


「 泊まって行こうか?どこかで 」


「 えっ!!? 」


焦る表情も可愛くて
もう一度、膝にキスをする


「 ちょっと待ってね、あ、泊まるのはウェルカムだよ!! 」


って、急に携帯を取り出し
もしかしてまたか!!


「 おい、何してんだ。また電話か? 」


「 違う、潤ちゃんは車走らせて、あとフロント通らないお泊り先ってあるのかな? 」



何かを必死に検索して
時折眉間にシワを寄せていた


オレもエンジンをかけると
フロントには代表者が申し込みをすれば

そのまま車で離れまで行ける旅館を見つける


そしてななを玄関で降ろし
チェックさせると車をまわした


「 あ、そこ。柊の間だって 」


車を中に収めれば木目の門が閉じて外からは見えない


場所柄そんな、人知れずな隠れ場所なのかも


キーを抜くと手を繋ぎ部屋の中へ
和室と一段上にベッドが二つ

そして、もちろんのように部屋付きの露天風呂があった


「 今日は水着ないねぇ 」


「 まぁアウトドアメインじゃねぇからな 」


その後に会話が続かない
ここには泊まりに来ただけじゃくて


オレが自分から


「 あっ!そうだ、これ見て 」


ななから言葉が出されて
見せられた携帯画面


【 初めては日本酒がオススメ 】


はぁ?


「 なんだよこれ 」


「 あのね初めての人の為の、サイトだって。さっきから調べておいたの 」



ダメだ・・ウケる、
普通なら部屋に入れば抱き合い

そして雰囲気に流されキスを


これまでは、そんな風じゃなかったか?



「 それで検索してたと 」


「 だって初めてでも、色々と痛くなく楽しい方がよくない? 」



これだから、娘な恋人とは難しい



「 あーあ、ヤメだヤメ、なんか食うか 」


部屋のテレビ下の引き出しから旅館ガイドを探し、ルームサービスを探す


そこには懐石弁当からイタリアンまで揃っていた



「 そうだ!!ななもランチ食べてない、食べるー! 」


ぶはっ、そこ。やだ抱きしめてとか
そんなんじゃねぇのかよ


メニューを見て、ふたりできのこ鍋を頼んだ


部屋の小窓から食材とコンロと鍋が入れられて、そういう所も中々悪くない手馴れた感じだ



「 みてー!こんなに色んな種類のきのこある、このエリンギ潤ちゃんのみたい 」



大きく平たいザルにきのこが山盛り乗っていて、嬉しそうにななが見せに来た



「 バカそんな小さくねぇよ 」


「 え・・、もしかして超極 太だったりする?」


そこは否定しねぇけど


「 どうしょう!!なな、ちょっとお風呂で石鹸でも入れてみようかな 」



もうどうでも良くなってきた
鍋には他にも海老やほたて

海鮮が含まれており
コンロに鍋をかけると旨そうな匂いがする



「 やばーい!!めちゃくちゃ旨そう~もうっ、新しい服は買ってもらえるしお泊りだしご馳走だし最高だね 」



さっきまで石鹸入れるとか叫んでたクセに


そして出来た鍋を器に盛ろうとした時、ななの携帯が鳴り響く



「 あっ、ちょっと待ってね 」


部屋の隅で電話に出る、なな


オレは二人分を器に持ち、かぼすを搾っていた



「 えっ・・、ダメだって!!なな、これから人生初なんだから 」



誰だよ、なんの会話だ



「 もう別れたでしょ!!アスナーはそっちでお幸せになって、じゃあ・・ん?羽田に居るの?もう 」



誰だよそれ、別れたってなんだ?
鍋はぐつぐつと煮込まれ


ななは驚き顔で携帯を握り締めていた

















・・・つづく


はい、
なな潤

めちゃいいところで
止まったね笑

そしてしばらく
しあ楽に戻り

カートさんとこのお話に戻ります
しあ楽メンバーになりますね

そのうち
さと輪くんもとーまくん来たりで
書いたりもしたいかな

では・・
嵐の妄想話ですが

また楽しみにしてもらえると嬉しいであります


今日もリアで
相葉マナブみれるかなぁ


なう

なな潤面白かったかな?
ブラックペアンはチビと大好きなので


また一緒に見れたらいいね
ちょっとボス宅に連行されそうな雰囲気なのよね

マルコポロリは
ラスト数分だったわー
しかも。。潤`∀´)との話w



クローバー桜クローバー桜クローバー桜

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