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僕の旦那さま269
オレのつま先から腰辺りまでサイズ
リクエストした文字はとても大きく堂々としていた
「 雅、君はどうしてこの字が良いのかな? 」
「 どうして?雅ちゃん 」
同じタイプの親子が雅ちゃん文字に興味を示す、ここは少し自慢げに話しても良い?
雅ちゃんは二人の間で立ち上がると
完さんに書いてもらった和紙を持ち見せた
「 雨過天青 」
ふんふんって聞いてる風な二人
ここでは先生っぽく言うので聞いていてね
「 うかてんせいってね、ダメだなぁって思ってたことがどんどん良い方向にいく事をいうんだけどね 」
多分完さんは意味を知ってて聞いているんだと思う、でもこれは旦那様絡みで選んだ言葉だからしっかりと伝えたい
「 旦那様に会う少し前まで色々上手く行かなくてずっと心が曇り空みたいだった。でも旦那様がオレを迎えに来てくれて一緒に過ごせるようになってから良い事しかない幸せいっぱいだよ 」
だからこの言葉にしましたって
胸を張って説明をした
「 雅ちゃん・・ 」
旦那様は泣きそうな顔でオレにおいでって手を広げる
だからオレも甘えようと手を差し出した、なのに突然背中の完さんに引っ張られ思わず力を入れていなくて座り込んでしまう
「 いてっ・・ 」
「 翔、良い子じゃないか・・しかも明るい。私もこんな子なら是非お願いしたいな 」
にゃ?
なにをお願いしたいんだろ
言葉の意味が判らなくて
オレで手伝える事でしたらと膝に抱かれたままで頭を下げるように完さんを振り返る
「 おいで雅ちゃん、あなたには鳴り子さんが居るじゃないですか。もう誰も辛い目に合わせるのはやめて記下さい、今はあの人だけで良いでしょう 」
また雅ちゃん探偵発動しそうな匂いがにょんにょんしますよ~
鳴り子さんって完さんの今の奥さんだよね?
そして二人の間には拓って翔ちゃんソックリな子供もいる
別に何も問題ないんじゃ・・
「 わたしはいつでも一筋だが?別にこの子に書の手伝いをしてもらっても嫁ならば何も問題なかろうに 」
そうだよね
結婚って形でいけば
オレは完さんの義理の娘になるんだもんね
本当のところは義理の息子になるんだけどさ
「 とにかく雅ちゃんはオレ専用です、あなたにも拓にも渡しませんから。今回は挨拶として会いましたが、これっきりにして下さい 」
なんだかなぁ
ちょっと複雑じゃなか目黒?
あ、変なギャグが出た
「 そんなに尖らなくてもこれから長い付き合いだ、宜しく頼むよ 」
そう言えば料亭に来たのに
三人で何も食事していない
挨拶して
文字を書いて
それで変な雰囲気になっただけだ
「 あのぉ、良かったらせっかくなので食事しませんか?ご飯食べたいです 」
じゃあそうしょうと
帰る勢いだった旦那様を完さんとオレの腹の虫が治めた
めちゃ美味しそう!
天ぷらとか~マッタケのお吸い物とかぁ
茶碗蒸しとか、
どれも好きなヤツばっかり
「 オレの茶碗蒸しは蟹だよ、雅ちゃんのは? 」
「 えっ、同じ席なのに違うの? 」
ほじほじして
スプーンですくったらオレのには海老が入っていた
「 海老!雅ちゃんのは海老だ!! 」
違うのが入っていたからって
旦那様は蟹の一番大きい身をあーんってしてくれた
じゃあ雅ちゃんもって
でも海老も食べたくて少しだけ咬んでから翔ちゃんにあげる
雅ちゃんは全部くれないって
旦那様がしょんぼりしちゃった
そんな状態で完さんのは何が入ってるのかなって前を見たら、少しも箸が動いていない
「 茶碗蒸し冷えますよ? 」
「 君たちは若くて良いね、いや帰国したばかりでどうも胃の調子が。遠慮なく食べたら良い 」
もしかしてのもやしかして?みたいな
もしやの蒲鉾???
丸ってこの状況を予想していたのかな
雅ちゃんは思い出し
急にあーんをやめてワンコの足で膝すりしながらリュックへと
そして多分後ろですっごぃ見られてるけど、それでも恥ずかしがらずに袋を出し差し出してみた
「 これ良かったら!もしかして食べられませんか!? 」
「 いや気持ちは嬉しいが、でも・・えっこれは 」
ヒーット!!
ヒットですぞ!マイブラザー!!
どうやらこのアイテムを使うのはここだったようです、鏡で犬を皇女に変えたように!アイテムは時とタイミングがあるようでした
・・・・つづく
往復で一時間
病院へ行って来て
今日は色々指導されました
夜はMステで!
なのに
昨夜風呂に
洗面器とか入浴セットを忘れてきた!!
あとで少し遠いけど
とりに行こうかな><
Mステあるから
今日は風呂に入りたくないのですらー
よき嵐が
よき櫻葉があるかもでしょ??
ふー面倒くさー
でも早く取りに来いって!!
嵐の為に行きたくないけど
頑張って行って来ますか・・
なう
昨日ちょっと良い話が
あったのにこれだ><
やってられんーやーん
雅ちゃん良いタイミングで
蒲鉾出せそうだね笑