僕の旦那様263.櫻葉小説 | なうのこたつ保管部屋

なうのこたつ保管部屋

大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】

初めての旦那さま
→僕の旦那様1.


おさらい
僕の旦那様262


 

・・・・





僕の旦那さま263





明日は翔ちゃんのお父さんと会う



お皿を洗って
拓と自分ボーリング遊びをして

翔ちゃんが明と話すからって先にお風呂に入った




カポーンと広いお風呂
旦那様と二人のお風呂なら広いのも楽しいけど



ひとりでこのお風呂は寂しい



「 お父さんかぁ~・・どんな人なんだろ 」



翔ちゃんが静音ちゃんの孫だから、そのお父さんはやっぱ息子だよね?



めちゃ怖い人?
それとも翔ちゃんに似て優しい?



でも翔ちゃんだってオレが他の人とってなると、かなり豹変しちゃうし




そんな感じは似てるのかな?
もしもさ、拓みたいに女の子で突き通せば可愛いと思われたりもある?



湯からでて
洗い場でバシャバシャと頭を洗う



いくら頭を洗っても
明日の事が気になってサッパリしない


もうっ、
どうして美味しいご飯のタイミング?



こんな時、蒼さんが居ればなぁ
色々と相談に乗ってもらえるのに

考えればシフトもグッと減ってる、
事情を話して(大まかだけど)それなら大丈夫だって言ってもらったけどさ




やっぱり初めての職場だし働きたいわけなんだよねぇ




オレ、翔ちゃんの奥さんにならなかったらどうしてたんだろ?



雷様みたいになっている頭の上
ふわふわ泡だて


ビキニみたいに泡を身体に乗せてみた



これ!結構落ちないもんだなぁ、雅ちゃんフワフワ女の子みたいじゃん




立ち上がって目の前に鏡に首から下だけが映る、楽しいのに誰にも見せられないとか寂しいよ




そのまま一気にお湯をかぶって泡を流し脱衣場に戻ってから浴衣を簡単に着て外に出た。今夜あたり盆栽の近くにある中庭で蓮の花が咲く頃かも




丁度おとぎ話のように


「 思った通りだ・・ 」



月の光りが小さな池の蓮の葉に向かい
滑り台を作り出すように射し込んでいた



夜中にポンという音で咲く
それが蓮の花という物らしい

誰にも見られないように
こっそりと綺麗な花を咲かせる



「 明日、気をつけた方が良いぞ 」



ん?背中からの声が好き
それは明


いっつもカッコつけた登場が特徴です



「 あれ?翔ちゃんは?一緒に飲んでたんじゃないの 」



お前とは違う廊下を通って今頃部屋じゃねぇのって




そっか蓮を見に来なければ
ちゃんと会えてたんだ

雷様をしてから中庭の廊下を出たから
まるで追いかけ合いの映画のように、くるって遠回りのすれ違い




でも気をつけろって何がだろ?
そんなに翔ちゃんのお父さんが怖いとか?



やっぱりこの家で
静音ちゃんの息子だし

翔ちゃんのお父さんなら礼儀作法とかすっごく厳しいのかな




「 分かった気をつける 」



なのに本当に分かったんだかとかって
じゃあどうやって気をつけるんだよ


もう明って天邪鬼すぎて分かんない
っていうか、この家が複雑すぎて

パネルクイズの世界旅行に応募できなくて涙に暮れる



うちの両親とは別世界だ



一緒に花が見たくて離れに急いで戻る
旦那様がオレを探しているに違いない



戻ると灯りがついていて
明の言う通りだった

風呂からそのまま戻れば不安にもならずに済んだのに



障子を開けようとして手が止まる



「 分かってます、雅ちゃんの事は秘密にしておきますから 」



旦那様?
オレを秘密にするとかって?



携帯で誰かと話しているが分かり
そのまま入っていけない



「 大丈夫ですよ、鳴り子さんの事も秘密にします 」



あっ義理のお母さんとだ



ドキドキして
あまりにドキドキして

油のついた中華なべを
何度も苦労するぐらい

ドキドキがギトギトになるような感覚



誰に何を?
秘密ってなんだろう・・




















・・・つづく


帰ったら眠くて
寝てしまいまし><


なんとか旦那様だけ
今からハッシュドビーフを作って


チビの送迎にいきます


今夜は色々めじろおし


なう

vs嵐もあるし
夜会も

良い櫻葉が見れるか
とっても楽しみにしております


リア 嵐は出来ませんが
頑張っておっかけまーす♪




オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
エブリスタ★つむぎ部屋