BOOK STOREは
テーマ:読切りにて入っております♪
読みきりだった
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お気に入りにしていただいたようで
初めて
→本屋1
BOOK STORE 22
あの日散歩の途中で買った紅茶
とても容器が可愛くてつい中身は同じなのに
翔さんと自分用に二つ購入した
「 雅紀スケジュールはどうなってる? 」
担当している作家の締め切りが数時間後に控え、オレは上着を腕にかけるとエレベーターを待てずに階段をかけ降りた
近くまで列車で行きそこからはタクシー
無駄に渋滞や駐車場を探さない方が良い
それは翔さんから教わった事で
必ず急ぐ時ほどそうするようにしている
携帯を取り出し最後の連絡を印刷業者へと取ると作家の部屋を訪れる前に翔さんのアドレスを開いた
何かで焦った時、
何かに負けそうになる時には見るだけで心が落ち着く
「 翔さん頑張ります 」
ひとこと呟いてチャイムを鳴らした
結局入稿はギリギリの三十分前
それでも落ちなかった事に感謝するしかなくて
自分は何も出来ないし
締め切りを伝えてあったけれど書けないのを説得するのもどうすれば良いのか分からない
こんな時、翔さんならなんて言うのだろう
その日は終電間際まで社に戻り
残されていた雑務を片付けて警備の人に鍵を閉めてもらった
電車もあと少しで停まる
今日は翔さんの家に行けないな
都合が良いけれどこんな時ほど会いたくなる
会って、当たり前の事だけど
大人なのにって可笑しいかもしれないけれど
抱きしめてもらいたい
駅の方へ冷たくなり始めた夜の風に薄手のトレンチコートの襟を立て歩き出そうとした
「 雅紀 」
会いたいと思うばかりに
幻聴が聞こえたのかと思わず振り向く
だけどそこにはカバンを小脇に抱えた翔さんの姿
どうして?
なぜこんな時間に、こんな場所に・・
「 お疲れ、電話しても出ねぇし。お前のとこの事務員に聞いたら締め切りの後に残業してるって聞いたから 」
もしかして会いに来てくれたの?
嘘みたいだ
だけどこのままだと翔さんの家までの路線は停まってしまう
「 あの今夜は 」
どうするんですか?って
聞こうとして言葉をつまらせた
だってオレの家には何も無いし
あの日、約束したように風呂もろくに片付けてなくて・・
それに
「 まだ紅茶開けてないから一緒に飲むかと思って持って来たぞ 」
「 それってもしかしてオレんちに来るって事ですか? 」
翔さんは当たり前だろって
何もないけど、めちゃくちゃ嬉しい
早くしないと終電が来てしまう
翔さんは全部分かっていて
オレに手を差し出すとおいでと優しく引き歩き出した
・・・つづく
うひゃ
初めてのBOOK STOREじゃなく
葉'◇')雅紀くんのお部屋へお泊りだ
時間なくて
短くなりました
明日書けたら
続き書くね♪
嵐にしやがれ
みんなで見れたら嬉しいな
ナイス櫻葉がありますように
もうニノくんの
ラストレシピ
頑張って並んで
嬉しそうにしている皆が嬉しい
良かったね
欲しい物があるって
情熱があるのって
やっぱり嬉しいね
なう
これからゆっくり
オレ鳴やzero
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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