●僕の旦那様6.(櫻葉小説 | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


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初めての旦那さま
僕の旦那様1.


おさらい
僕の旦那様5





・・・・





僕の旦那さま6





店の中は21時を過ぎているから
てっきり寂しい雰囲気だと思っていたのに



仲良さそうなカップルとか
仕事帰りのお姉さん的な人達で意外に溢れかえっていた




まさかハードボイルドなオレが
アレを買いに来たとかみんな思わないだろうなぁ


目的の場所はすぐ分かる
なぜってその仲良さそうなカップルが何組かで


これはどうかな?とか
薄いけど心配じゃね?


とか箱をジロジロと見て話してるんだもん



どうしょう・・すっごぃ買いづらい
でもアレって未成年は買っちゃイケなかったかな


一瞬全部のハードボイルド武装を取り払って
男らしくレジに持って行こうと思ったけど


先日二十歳になったばかりのオレじゃ
何か言われちゃ困る



お酒だった?
それとも煙草?



アレは何歳でも良いの?



もうっ!!って
パッケージも見ずに人だかりの棚に手を伸ばし箱を掴んだ



そして出来るだけ低い声で


「 オヤジこれ、釣りは良いから早く 」



「 いらっしゃいませ、えっと千円になります 」



なんだ、そんなに安いヤツだったの?
でもレジを見たらカードOKにまたなってる


また釣りは渡せなくなってしまった



紙袋に入れてもらい
何とか店の外に出る



「 はぁ・・何とか買えたー!!
もうっ、人類繁栄しないといけないのに、どうしてこんなの要るんだよ!! 」



めちゃくちゃである



そして再びタクシーを探そうとしていると
道の向こうの方から何人かの男性連れが楽しそうな喋り声で歩いて来た



「 兄貴は良いっすよねー鳴り子さんとか太いパイプがありますモン 」



「 バカ、兄貴は顔が良いんだよ。お前とは違って 」



なんだろう夜の仕事の人かな
ちょっと怖いから早くタクシー来て欲しいのに



「 ちょっと兄貴、見てください変なヤツがいます 」



「 ん・・何処? 」



「 ほら、なんか偉くハイレベルな帽子とコートなんですけど、中身子供みたいなオッサンが居るんですよ 」



「 ・・・ 」



「 ねっ?・・あれ、あれって鳴り子さんに兄貴が貰った帽子に似てません? 」





もうこれは翔ちゃんのだから似てないよ!早くアッチに行って




オレは無視して欲しくて
道路の側でうずくまる




「 あっ、まる虫みてぇになった。ボールみたいに蹴って欲しいのかな 」




「 おぃ 」




「 どうしました兄貴?兄貴が一番に蹴ります? 」




「 お前は丸を連れて先に帰っとけ、鳴り子さんにはオレは腹痛だって帰ったと伝えろ 」




「 えーそんな事したらオレと丸が叱られます 」



「 今度肉奢ってやるから、ほらこれで華でも買ってオレからって言え。抜いたら承知しねぇぞ 」



「 分かりましたよー領収書貰っておきます。じゃあ兄貴お大事に 」




なんだかうずくまるオレの前で
関西芸のようなやりとり


そのまま二人は行ってしまい
兄貴的な人がオレの隣で立ったまま


何か言われるのかな



「 ・・雅ちゃんでしょ? 」



「 えっ・・ 」



言われて顔を上げれば声だけしか聞いていなくて
確かに確認するとそれは翔ちゃんだった




















・・・・つづく



さーてこれからこれから?



お昼たべます!
そして忙しいのです


続きはまた明日



よいランチを♪



なう


VS嵐
【 もう一度みたい名場面 】

募集しております♡
VS嵐HP

なうは2013年4月4日
櫻葉キスの日にしました
もう一度あのキスをみんなで見ませんか?

DRで録画したいと思っています
もしも私も!って方は是非ハート



夜23時まであけております
感想頂くとやる気になりますが
なくても気楽に読んでてくだされ



 ・・・

オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
エブリスタ★つむぎ部屋