オレノマ特別7.・ソフトver(15周年企画♪白いブーケ7.(小説・櫻葉) | なうのこたつ保管部屋

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オレノマ初めての方↓
オレノマ1.


テーマ:
ノーマルの恋人で
収納してあります




・・・


白いブーケ7.



ヘリは昨夜とは
違う場所に向い飛んでいる


それに最初に気付いたのは
潤だった・・


「 これ・・
ホテルに帰るんじゃ・・」


「 オレが・・頼んだんだ 
少しだけ申し訳ないけど

付き合ってくれる? 」


なにも言わず四人は
うつむいてくれて

ホテルとは反対側の
場所へとヘリは降り

あんなに降っていた雨はやみ
空には満点の星空

待っていたスタッフに
オレ達2人は
違う場所へ

そしてメンバー3人も
違う方向へと連れて行かれる


「 翔ちゃん・・なに?」

オレの後ろから
着いてくる・・けど
何も言えなくて

勝手に決めてしまったけど・・
これで良かったんだろうかとさえ
今になっても迷っていた


オレは・・別の部屋で
黒いタキシードへと着替え


先に着替えたメンバーに
挨拶を・・けれどいざ
前になると

言葉が出なくて


「 ゴメン・・・オレ 」

なにも告げずに
3人を連れて来て
ここまで来て情けなさが
込み上げてくる


「 今さら・・じゃね? 」


「 バレバレでしたしね・・」


「 ・・・ここで見てるから 」


智くんの言葉に
涙が出そうになる


「 秘密にしたくなかったんだ
ちゃんと智くん、ニノ、潤には

見てもらいたかったから 」


背中をたたかれて
最前列まで一緒に・・
キャンドルが揺れ

音はない・・静かな教会・・・






 





ドアが開けられると
白いスーツを着た雅紀が

大きな・・すずらんのブーケをもち
そこには立っていた


何も言わず・・
この状態がなにを意味するのか
ちゃんと分っていて

オレへと・・
ゆっくり歩んでくる

隣に立った
雅紀のあたまの上から
薄いベールを近くにいた女性がかけた

そして・・
優しい表情がした神父が
現れて静寂のなか

式が始まる・・
尊父に促されて言葉を

オレが誓い・・・
そして雅紀が誓う 


「 死がふたりを分かつまで
愛することを誓います・・  」


そして、準備していた
互いのイニシャルが入った指輪
雅紀の左の指に・・

雅紀からも
オレの指にも


そっとベールを身体をかがめた
雅紀の頭から外して・・











頬へとキスをした・・


永遠が・・ふたりに・・
与えられて

涙を静かに涙が
雅紀の瞳から流れてくる

気が付けば教会の中は

メンバーも
誰もいない…


「 これからは・・
嵐じゃない時は・・

オレのものでいて 」


伏せていた・・瞳に
揺れる灯りが映りこみ
とても・・キレイで


「 ・・そんなの・・
最初から・・でしょ・・ 

オレも黒が良かったのに 」


「 え・・雅紀は白だって 」


見つめ合うと
どちらともなく、もう一度
2人だけのキス・・

そのまま抱き上げて
廊下を歩いてゆく


我慢の限界まで
本当のとこ来ていて


到着したのは
白いバラで飾られていた
部屋の前・・


「 雅紀ドアあけて
抱きしめてて無理・・ 」


「 もう・・翔ちゃんは
ムードないなぁ 」


なんて言ってるけど
視線を合わせてくれない
部屋に入り天蓋がかかる
白いシーツに薄いバラの花びらが
あしらわれたベッド

ゆっくりと降ろして
近くを歩きまわる


「 ・・・翔ちゃん?
なにしてんの 」


オレは薄く化粧をして
白いシャツから、かすかに覗く肌を
眺めては幸せに浸る


「 なんか・・夢みてぇ
ぜんぶ・・オレのだって・・ 」


「 しないの? 」


「 ・・お前・・花嫁が
そんなこと言うなよ 」

でも・・ほんと正直限界

ゆっくりと
上着をイスにかけて
靴をぬぎギシりと沈む
シーツのシワさえ

オレを・・
どれも・・昂ぶらせる


ゆっくりゆっくり
雅紀が苦しくなるまで
いつもなら逝ってても
おかしくないほどの時間をかけ

全てに華を咲かせてゆく

ひざの裏に
オレの印だと唇で痣を強くつけ

服を着せたまま

ただ・・
肌けている状態

涙目になって
欲しいけど・・
言えなくさせているから

そこがまた・・いい


「 欲しい・・って
・・・言ってみなよ?」

顔を真っ赤にしてるくせに
フルフルと首をふる


「 そう・・じゃあ・・
今日も・・このまま寝ようか

・・花嫁さん?」


あ・・泣きそう


「 ・・しょ・・・
ちゃん・・して 」


言わせてしまった
こんな初めての夜なのに
やっぱりオレのペース


そこからは
もう自分の理性は完全に消えてしまい
完全に溶けきった

雅紀の中、
これ以上は挿れないのに

それでも奥を求めようとする
あまりの圧の強さに

壁に逃げたのを
くちびるでふさいで

堕ちてしまうまで
求め続けた


・・・
・・・・・・・


珍しく
初めての朝が見たくて
先に目をさます


何度も涙を流させたせいで
翌朝起きるとひどい顔


舌でなめたら
しょっぱい・・やりすぎたかな?

なんて髪を耳にかける


「 しょ・・ちゃん・・おはよ 」


「 おはよう・・眠れた? 」


「 ・・・なんか・・夢の中でも
抱かれてて休んでないよ 」


そんなに・・・
でも、オレの花嫁はすごく可愛くて


オレ達は
次のロケ予定時間まで
部屋で思い出話をしたり

雅紀のくれた
ビスケットを
口移しでくれたり

ルームサービスのメシを
互いに食べさせ合い
また触れて・・・

その気にさせては
もう出ねぇんじゃないかって

想うくらい甘い時間を過ごした・・


「 今日から・・
もっと、ずーっと一緒だね 」


迎えに来たヘリの中には
メンバーが見えた


「 あぁ・・

あの5人でも2人でも
ずっと一緒だ・・ 」


プロペラが大きな風を吹き上げさせ
雅紀の頭についていた

白いバラの花びらが
飛び上がる

手をつなぐとドアが開けられた
機内の中に・・


みんなに茶化されながら
もう一度、空へと飛び上がった






・・・・fin



こばちわ

少しは楽しかったですか?

でも・・

まだ・・あります・・
後日・・無理矢理でも
モルディブへ

行かせたいと
想います(笑

スケジュールは
多少・・目をつぶってください

オレノマでは
ちゃんと式をあげることが
出来ました

あまりふんだんには
盛り込めなかったけど

なう的には満足かな・・


では・・式に
参加してる夢が
みんなにも見れますように


なう★明日かも


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参加しております


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【 杉の根元に住む者は  】



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