オレノマ初めての方↓
オレノマ1.
テーマ:
ノーマルの恋人で
収納してあります
・・・
白いブーケ7.
ヘリは昨夜とは
違う場所に向い飛んでいる
それに最初に気付いたのは
潤だった・・
「 これ・・
ホテルに帰るんじゃ・・」
「 オレが・・頼んだんだ
少しだけ申し訳ないけど
付き合ってくれる? 」
なにも言わず四人は
うつむいてくれて
ホテルとは反対側の
場所へとヘリは降り
あんなに降っていた雨はやみ
空には満点の星空
待っていたスタッフに
オレ達2人は
違う場所へ
そしてメンバー3人も
違う方向へと連れて行かれる
「 翔ちゃん・・なに?」
オレの後ろから
着いてくる・・けど
何も言えなくて
勝手に決めてしまったけど・・
これで良かったんだろうかとさえ
今になっても迷っていた
オレは・・別の部屋で
黒いタキシードへと着替え
先に着替えたメンバーに
挨拶を・・けれどいざ
前になると
言葉が出なくて
「 ゴメン・・・オレ 」
なにも告げずに
3人を連れて来て
ここまで来て情けなさが
込み上げてくる
「 今さら・・じゃね? 」
「 バレバレでしたしね・・」
「 ・・・ここで見てるから 」
智くんの言葉に
涙が出そうになる
「 秘密にしたくなかったんだ
ちゃんと智くん、ニノ、潤には
見てもらいたかったから 」
背中をたたかれて
最前列まで一緒に・・
キャンドルが揺れ
音はない・・静かな教会・・・
ドアが開けられると
白いスーツを着た雅紀が
大きな・・すずらんのブーケをもち
そこには立っていた
何も言わず・・
この状態がなにを意味するのか
ちゃんと分っていて
オレへと・・
ゆっくり歩んでくる
隣に立った
雅紀のあたまの上から
薄いベールを近くにいた女性がかけた
そして・・
優しい表情がした神父が
現れて静寂のなか
式が始まる・・
尊父に促されて言葉を
オレが誓い・・・
そして雅紀が誓う
「 死がふたりを分かつまで
愛することを誓います・・ 」
そして、準備していた
互いのイニシャルが入った指輪
雅紀の左の指に・・
雅紀からも
オレの指にも
そっとベールを身体をかがめた
雅紀の頭から外して・・
頬へとキスをした・・
永遠が・・ふたりに・・
与えられて
涙を静かに涙が
雅紀の瞳から流れてくる
気が付けば教会の中は
メンバーも
誰もいない…
「 これからは・・
嵐じゃない時は・・
オレのものでいて 」
伏せていた・・瞳に
揺れる灯りが映りこみ
とても・・キレイで
「 ・・そんなの・・
最初から・・でしょ・・
オレも黒が良かったのに 」
「 え・・雅紀は白だって 」
見つめ合うと
どちらともなく、もう一度
2人だけのキス・・
そのまま抱き上げて
廊下を歩いてゆく
我慢の限界まで
本当のとこ来ていて
到着したのは
白いバラで飾られていた
部屋の前・・
「 雅紀ドアあけて
抱きしめてて無理・・ 」
「 もう・・翔ちゃんは
ムードないなぁ 」
なんて言ってるけど
視線を合わせてくれない
部屋に入り天蓋がかかる
白いシーツに薄いバラの花びらが
あしらわれたベッド
ゆっくりと降ろして
近くを歩きまわる
「 ・・・翔ちゃん?
なにしてんの 」
オレは薄く化粧をして
白いシャツから、かすかに覗く肌を
眺めては幸せに浸る
「 なんか・・夢みてぇ
ぜんぶ・・オレのだって・・ 」
「 しないの? 」
「 ・・お前・・花嫁が
そんなこと言うなよ 」
でも・・ほんと正直限界
ゆっくりと
上着をイスにかけて
靴をぬぎギシりと沈む
シーツのシワさえ
オレを・・
どれも・・昂ぶらせる
ゆっくりゆっくり
雅紀が苦しくなるまで
いつもなら逝ってても
おかしくないほどの時間をかけ
全てに華を咲かせてゆく
ひざの裏に
オレの印だと唇で痣を強くつけ
服を着せたまま
ただ・・
肌けている状態
涙目になって
欲しいけど・・
言えなくさせているから
そこがまた・・いい
「 欲しい・・って
・・・言ってみなよ?」
顔を真っ赤にしてるくせに
フルフルと首をふる
「 そう・・じゃあ・・
今日も・・このまま寝ようか
・・花嫁さん?」
あ・・泣きそう
「 ・・しょ・・・
ちゃん・・して 」
言わせてしまった
こんな初めての夜なのに
やっぱりオレのペース
そこからは
もう自分の理性は完全に消えてしまい
完全に溶けきった
雅紀の中、
これ以上は挿れないのに
それでも奥を求めようとする
あまりの圧の強さに
壁に逃げたのを
くちびるでふさいで
堕ちてしまうまで
求め続けた
・・・
・・・・・・・
珍しく
初めての朝が見たくて
先に目をさます
何度も涙を流させたせいで
翌朝起きるとひどい顔
舌でなめたら
しょっぱい・・やりすぎたかな?
なんて髪を耳にかける
「 しょ・・ちゃん・・おはよ 」
「 おはよう・・眠れた? 」
「 ・・・なんか・・夢の中でも
抱かれてて休んでないよ 」
そんなに・・・
でも、オレの花嫁はすごく可愛くて
オレ達は
次のロケ予定時間まで
部屋で思い出話をしたり
雅紀のくれた
ビスケットを
口移しでくれたり
ルームサービスのメシを
互いに食べさせ合い
また触れて・・・
その気にさせては
もう出ねぇんじゃないかって
想うくらい甘い時間を過ごした・・
「 今日から・・
もっと、ずーっと一緒だね 」
迎えに来たヘリの中には
メンバーが見えた
「 あぁ・・
あの5人でも2人でも
ずっと一緒だ・・ 」
プロペラが大きな風を吹き上げさせ
雅紀の頭についていた
白いバラの花びらが
飛び上がる
手をつなぐとドアが開けられた
機内の中に・・
みんなに茶化されながら
もう一度、空へと飛び上がった
・・・・fin
こばちわ
少しは楽しかったですか?
でも・・
まだ・・あります・・
後日・・無理矢理でも
モルディブへ
行かせたいと
想います(笑
スケジュールは
多少・・目をつぶってください
オレノマでは
ちゃんと式をあげることが
出来ました
あまりふんだんには
盛り込めなかったけど
なう的には満足かな・・
では・・式に
参加してる夢が
みんなにも見れますように
なう★明日かも
下記upppiさんで
ホラーコンペ
参加しております
良ければ
下記upppiさん
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【 杉の根元に住む者は
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