オレノマ特別(15周年企画♪白いブーケ6.(小説・櫻葉) | なうのこたつ保管部屋

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オレノマ初めての方↓
オレノマ1.


テーマ:
ノーマルの恋人で
収納してあります




・・・


白いブーケ6.


スピーカーから聞える
大きな音


ステップを確認しょうと
前を見たら雅紀が

空に線をひき飛んでゆく
飛行機雲を眺めていた













・・こころの中で
何度も確認したくなる


” オレのこと・・好き?・・って


無理に振り向かせてしまったかも
そう考えることは沢山あって

それでも手放せなくて
出逢ってこんなにも月日を過ごしてから
失くせない大切な存在に育った


うしろで見ていたオレに気付き
にこりと微笑んでくれる


「 翔ちゃん・・オイル塗る?」


手に持っていたボトル
少しつよめに振って
近寄るからタンクトップを
取り・・片手に持ち
指をまつ・・

一瞬だけ冷たくて
それでも馴染む温度

「 オレもするから
一緒にしちゃおうか?

その方が早いから 」


雅紀もシャツを近くの機材にかけ
オレの好きな痣が見える

琥珀色のたまり
指でなじませて

向き合い笑いながら
触れ合っていたら

つい・・
抱きしめ合ってしまう


「 なんか・・変な気分になるわ 」

「 でも、
ちゃんと塗らないと

翔ちゃんすぐに真っ赤になるでしょ?」

あまりのくすぐったさに
逃げてたら

後ろから捕まえられて
背中から腰にかけて

ぬめりのある感触に
かなり反応しそうに


「 ばっか・・お前マジでやめろって 」


「 やだって、
ほらここも・・じゃない? 」


「 おまっ・・そこ違うだろ
絶対やけねぇし 」


からかわれて
腹が立つから

もう一度って
朝触れた同じ場所に
手にたっぷりと入れて

触れようとしたら


「 なに・・してんの? 」


あやしげに
でも、たのしそうに笑う智くんの姿


「 あ、リーダーも塗る?」


「 オレは真っ白だもん
ダメダメ・・になるからさ 」


「 あはは・・それ3人のMCに
使えるな 」


智くんが持っていた
日焼け止めのボトルを取り上げて
今度は2人で笑いながら
全然関係ない場所を同時に攻める


「 ちょ・・
相葉ちゃん翔くんやめてよ! 」


顔の半分だけ
真っ白にしたら

潤が来て・・


「 なにそれ?流行ってんの?」


「 可哀相・・でも面白い 」


ニノも歩いて来て
最後で最初のリハが始まる


・・・
・・・・・・・


夢のような舞台が

5人そして
集まってくれた人の輪で叶い
空へと歓声が響いて

夕陽にとけてゆく

















音楽がひとを繫ぎ
こころがひとつになる


いつの間にか
降り出した雨に
オレ達らしいと笑いながら

ステップを滑り
笑いに変えたり

どしゃぶりの中で
何度も足元を気にしては

最高のステージに
したいと互いの行動を確かめ
高めていく

映し出されるフィルム

自分の声を聞きながら
着替えをすませ

舞台の熱は最高潮へと
上がっていき視界が見えないほどの
水しぶきは・・

いつものオレ達らしさ

互いに思いやり
視線を合わせるだけで
何をしたいのか
分るまでの15年は短くもあり
とても長かった

雅紀がニノを心配し
歩み寄るのが見えて
安心するのは
思いやりが見えたから

だから・・
オレはオレだけは

昨日と同じ言葉を

やはり・・
この場所にいる
そして見てくれて想ってくれる人に
伝えたいと

変えない・・

そして・・聞いた
雅紀の涙まじりの言葉
こんなに強い想いをこめて
この子はハワイまで
来ていたんだ
愛しさがより強くなり
オレは決意をかためていく

誰に何を言われても
かまわない

自分は自分らしく
けれど変わる勇気をくれるのも
この5人・・

再び・・
鳴り響くヘリに

空まで届くオレ達の歌・・

夢なら
明日・・・もう一度みたい

そして・・オレは
もうひとつの夢を

大切な人へと
願ってみようと
心に決めていた・・



・・・つづく


当たり障りのない
程度・・

なので・・
ラストまで

よろしくにゃ

夜までがんばるにゃ

なう

・・・・


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