執事の誘惑9. ( 小説・櫻井・影山 ) | なうのこたつ保管部屋

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初めての方はこちら↓
誘惑1.


前回のおさらい↓
誘惑9.

・・・・・・・・・

誘惑9.


あの夫が
悪いんじゃない

世界には
そういう性格の者も
多く存在するということだ

けれど
出会い、その本質も見抜けず

どうでもいいクジを引いてしまった
それは彼女にも責任があるはずだ

どの世界にも言える事
強制でもなく
自分の選んだ道に
文句を言うのは

何かが違うのではないか?

そう想いながら
今はもうお嬢様のお気に入りと
なりつつあり

身の回りに関しては
彼女を使用するようになっていた
今もご友人のパーティへと行くために
ドレスを選ばさせている











この年最後のパーティと言えば
とても盛大なものになるのだろう

ドレスから
靴まで抜かりのないものを
時間をかけて選んでいる

私としても
植木職人が整備した庭の
最終チェックへと
目を光らせることが
出来るから

それはありがたいことだ

「 友人が迎えに来てくれるから

あなたは良いは、年の瀬で
何かと忙しいでしょ?

それよりも彼女に来年
免許を取らせてあげてちょうだい」

そう言って
ご友人多数が乗り合わせる
リムジンが迎えにくると

お嬢様は出かけて行った

やれやれ
免許までとは

「 それと、あの子

少し記憶喪失なんでしょ?」

「 え・・」

「 名前も言えないんだもの

仕方ないわ・・そうねぇ・・」

テーブルに活けられた
和” の仕様の花器を見つめると

「 そう、椿・・つばきがいいわ

これからは、あの子を椿と呼びましょ?」

お嬢様らしい
わたしが理由を考える前に
彼女のことを決めてしまった

そういうことで
あの人の名前が決まり
わたしも特に名前に執着があった
訳ではないが

まぁ
本当の大切な時に
本物の名前は残しておいた方が
ずっと良いだろう




 




そろそろ
お嬢様の部屋にて片付けを
している彼女を迎えにゆこうと
廊下に出れば

窓のそと眺める
彼女が立っていた

「 何をしているんですか?

家に帰りたくなりました?」

そう言って側に近づくと
腰から両手をまわし
背中から抱きしめる

戸惑いを見せ
身体をねじって
離そうとするけれど
耳元に近づき囁いた

「 もう・・お嬢様は、お出かけされ

こんな時期でもありますから
屋敷内には・・
誰もいませんよ?」

すると
緊張していた身体の
こわばりが解けて

わたしの背に重みを預け

「 椿・・」

呼べば・・
不思議そうに
わたしを見つめる

抱きしめた暖かな
体温を確かめながら

柔らかな身体を
そっと楽しみ手を移動させる

「 お嬢様が、あなたの名前を

椿 と、されるそうですよ」

そう言って
彼女の耳元から
薄い頬にかけて

そっと唇を抱きしめたまま
近づけた


・・・・・・・・・つづく



おはようございます

朝から影山www

今日は忙しいね
ギリで

書いてて
でも、活力になる
好きなものを
書いて良いのが
この時期の魅力

毎朝の、きか飴しばりも
楽しいけど

少しぐらい
朝でも
そういう系でいいのだwww

今年は拘束されるも
夜は拘束されないので

適当に生き抜きに
読みにきてねwww

では、まだ続くので
良いお年をにはなりませんww

あでゆww

なう☆