ウチの82歳のよしこマミー
大腿骨骨折
手術入院
胆嚢炎からの胆嚢摘出手術
リハビリ先転院
尿路感染症
ICU緊急搬送&入院
普通病棟移動←イマココ
再度リハビリ先転院
(来週予定)
5月の最初に、まさかのコケる事件から数々の波乱。。
もうダメかと思う中
不死鳥の如く華麗に復活を遂げているが。。。
まぁーーーー頭とお口が非常にしっかりしているため
文句が多い。。。
看護師さんやお医者さんと言い合いになるコトも多々ある
よしこマミーの現れる所は、いつだってザワザワするのだ。。。
そんなよしこマミー
身体の自由がきかなくなる前は、
精力的に働いていたので、仕事でそのエネルギーを存分に発散できていた
でも60代前半、ヘルニアで腰を痛め
そこから仕事が思うようにできなくなった。
現場に出ることがほぼほぼできなくなり
そこから不安神経症を患い、
ここ20年近くずっと心療内科のお世話になっている
家にいるとその有り余るエネルギーを内側でくすぶらせてしまい
当たり所なく悶々としていたよしこマミー。
その発散の矛先が1人娘の私に向く事も多々あった。
だがこの2年ほどその矛先が分散されつつある。
ある「おじさん天使」が現れたのだ
食べ物や買い物にも細かくてうるさいよしこマミー。
そのよしこマミーの夕飯を作って届けてくれたり
身の回りの日用品を買い物代行してくれたり。
それまでは、もちろん私が請け負っていたコトだ。
よしこマミーは歯に絹着せぬ物言いなため
色んな矢が飛んでくる
長年の免疫がある私でも、
自分のメンタル具合によってはまぁまぁなダメージを喰らう。。
(鍛えられてるとはいえ、私はHSP元を正せばガラスのハートを抱えている)
※ HSPとは※
ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person, 頭文字でHSP)
「生まれつき非常に感受性が強く繊細で敏感、そして深い洞察力をもった気質の人」
精神医学上の概念ではなく、病気や障害でもないので、
医療機関でHSPという病名を付けられることはない。
子供の場合、最後のperson→childとなり
ハイリー・センシティブ・チャイルド(Highly sensitive child, 頭文字でHSC)
HSP大人→HSC子供と名称が分かれる。
5人に1人、全人口の20%存在すると言われている
「おじさん天使」N氏は、
そのよしこマミーの放つ矢を笑ってかわし
この2年通ってくれているのだ。
私は、中学生の頃から面識があるので
おお〜N氏、久しぶりだなぁ〜。
また、交流が始まったんだなぁ。
と思えるけれど。
娘たちからしたら、急に知らないおじさんが
おばあちゃまの所にご飯を届けたり、お使いしたりしてる。。
誰何
である。。
ある日、私に尋ねてきた。
「ねぇ、N氏っておばあちゃまの彼氏なの〜⁉︎」
と、納得いかないなぁという怪訝そうな面持ち。
「うーん。。。なんて言うか。。子分的な???」
と答えると、娘たちはすこぶる腑に落ちたという感じで
「あ〜‼︎子分ね‼︎それならめっちゃしっくり」
と頷いていた
N氏は言う。
「よしこサンには返せないくらいの恩義がある。
当時、人の保証人になって多額の借金を抱えていた自分に声をかけてくれて、
本部に口ききして店を持たせてくれた。
店やって、借金返済していけばいい。返せるよ。って。
おかげで完済することができた。
あの時、誰もがそっぽ向いて、知らんフリしていたのに
よしこサンだけがそうやって世話してくれた。
感謝している。少しでも恩を返せて嬉しいくらいだ」と。
(よしこマミーは、全国チェーンのお弁当屋さんをしていて、一時期は9店舗まで手を広げていた)
現在入院中のよしこマミーと私の間で
病院から洗濯物を引き取って届けてくれたり
私からの荷物を届けてくれたり
病院食が嫌だと言うよしこマミーにご飯を作って届けてくれている。
「自宅から病院も近いし、バイクで身軽だから
遠慮なく言ってちょーだい。
あんたは遠慮するからねぇ〜なんでも言いなさいよ〜」と。
(N氏は、よしこマミーより若いとはいえ、70代前半だ)
車を運転しない私にとって
病院への行き来は、なかなかに大変。
それを思って、代行してくれているのだ
私は、バイクで手を振っていくN氏を見送るうち
だんだんその背中に天使の羽が見える様な気がしてきていた
シングルで私を育て
商才フル回転で稼ぎまくっていたよしこマミー。
色恋系の男っ気はまるでなかったが
その姉御肌と情の厚さで
子分的ポジションで右腕左腕となる男の人は、何人かいた。
(手足の様に使っていた、とも言う)
よしこマミーの逆鱗に触れると
烈火の如く怒られるので、それに耐え得る男の人のみだ。
男のプライドなんてチラつかそうものなら
一瞬で撃沈させられる。
そんな中、N氏もその昔は
ぶつかることもあったと言う。
けれど今、年老いて体が思う様にいかず
イライラしているよしこマミーを見ると
あの天下のよしこサンが。。と、
もどかしく不憫な気持ちになるのだそうだ。
「だから、今が恩を返すチャンスだと思ってるんだよ。
よりちゃんも1人で抱え込もうとしないで、
ちゃんとなんでも頼みなさいよ〜」とN氏は笑う
コレが天使でなくて何であろう。。
今日もバイクで病院に向かう「おじさん天使」の背中に
私は感謝で手を合わせる
私達が「天使」と聞いて想像するのは
愛くるしい赤ちゃんや美しい女神ような女性に
羽根がついた姿ではないだろうか?
でも、私は知ってしまった。。
「天使」は身近に存在する。
そして、思いもよらない姿をして現れるってコトを。。。
皆さんにも居ないだろうか?
そんな有難い存在の人物が。
よ〜く思い返してみて。。
「天使」ってもしかすると、
想像の斜め上をいく
意外な姿カタチをしているのかもしれないよ〜ん
そんな「おじさん天使」のお話、
音声配信stand fmスタエフでも語っているよ〜
よりこサンの声でも聴きた〜いと言う方は、是非是非どうぞ〜
3/31に配信を始めたこのスタエフ
「ヘンテコお茶目な❤️よりこサンち」
なんと先日、100回配信を迎えました〜
ありがとうございまーす
まだ聴いたこと無いよって方は
是非一度よりこサンちに遊びに来てくださいね〜