↑赤ちゃんだが


元HSC (ハイリー・センシティブ・チャイルドの略称)の私について書いてみる
(HSPハイリー・センシティブ・パーソン繊細で高度な感覚処理感受性を持つ気質その敏感で優れた共感性と洞察性から、様々な才能を持つ特性である。つまりHSPの幼少期がHSCとなる)
インスタで知り合った同じHSPの方と私の幼少期時代の話になり、面白いからもっと知りたい!と言われた事から書いてみた
幼少期〜若い頃、今思い起こせば、
ONとOFFの切り替えをかなりな力技で過ごしていたなぁ
と自由で素直なHSCの娘たちを見ていてよく思い出す
。
私自身、もちろん無意識にだ。
母親から、幼稚園の面談でキチッとハキハキと
受け応えをし、帰宅したとたん激しく嘔吐し
、寝込んだ話はずっと聞かされてきた。
うちの母親いわく「あんたは外でお利口さんぶろうとするから、家で体調崩す
んだよ。なんでそんなに無理するのねー
?」と良く言われてきた
。
でも、コレ無意識だから自分ではどうしようもなく、心の中でそんなのわかってたら自分でどうにかするし。。と思っていた
それと母親にさえも、弱みを見せたくないと思っていた
。
正確には、弱い様子を見せるとがっかりするのではないかという母親からの期待を勝手にくんで、しっかりした私でいよう
と、人前や公の場では無理矢理気合いを入れていたという感じ。
(実は内面では人見知りしたり、かなり物怖じしたり
しているのだが、平気なフリ〜
をしていた)
実際に母親からがっかりされた経験があったかどうかは、ちょっと記憶にはないのだが。。
私の母は、シングルで私を育てていて、HSCの私は子供心に母1人子1人という自分のポジションを無意識に理解していたのかもしれない。
負担をかけない様に
早く大人にと。
今考えても、大人びた子供らしくない子供だったと思う。
大人や人の顔色を見るのも大得意だった。
HSCの特徴に、物事の本質や核心をついてくる、思考が大人びていたり、物事を俯瞰して見ていたりするというのがある。
私は、その典型だった様に思う。
小学校高学年の頃の作文には、自分を客観的に見れる。というワードをよく使っていた
。
自分の中では、10歳ぐらいから今の思考とほぼ変わらない様な気がしている
まさに、見た目は子供頭脳は大人的なやつ
。
淡々と、ちょっと離れたところから自分や周囲を観察する感じ
。
大人や周りを見つつ、今はこうした方が得策だな。的な感覚で自分の立ち位置を確立する感じ(計算ではなく自然と無意識に、だ。
)
まぁ、大人からしたら見透かされる感じで
チョー可愛げのない子供だよね。
小中時代、同級生はとてつもなく幼く思えたし、その行動は不可解だった。
例えば怪我。
えー?痛いからってそこまで泣く
?
泣いたって痛いのは無くならないし、人の注目、集めちゃうじゃん。。。とりあえず平気なフリしとけとばいいのに
。。と本気で思っていた
。
自分の中のそのままの喜怒哀楽、動揺を表に出すのは断固として避けてたし、自分の感情を周囲に知られたく無かった。
感情はコントロールするものだと信じて疑わなかった。
今思えば人一倍感受性の高い自分を守っていたのだと思う。
感情が揺れ過ぎない様に、自分でコントロールしていた様にも思う。
よく、シングル家庭で一人っ子だと、寂しいでしょう?とか可哀想
。とか思われがち、言われがちなのだが、全くそれは無かった
。
幼少期はおばぁーや叔父たちと一緒に暮らしていたが、その時の方がしんどかった。
お盆やお正月の、親戚や人の出入りに、神経をすり減らしていた様に思う。
ずっと長時間人といたり、大人数の中にいるのは煩わしいなぁと、ずっと思っていた
。
(↑↑↑HSPアルアル〜)
中学生になる頃、商才が有りやり手
の母親が商売を軌道に乗せ、家🏠を建てた
(一般的な両親揃った家庭よりも稼いでいたと思う。おばぁや叔父を金銭的にサポートしていても余裕があった
)
そこから学校以外はほぼ1人の時間。母親は商売が忙しく帰りが夜中になる事も多々あった
。
寂しそう?
とーんでもない!
念願の1人時間大満喫シーズン突入!だった。
天国かな?
1人でいる方が断然気楽だし、何より他からの刺激で感情が揺れる
ことが格段に少なくてすむ
。
家に一人でいる事も、一人遊びも大得意で大好き
だった
(TV大好きだったり、本、漫画、映画、音楽とどっぷり大満喫だった
。 あ。でも勉強せずとも優等生で成績優秀だったよ
ただし中学までね〜
)
そんな内向的なHSCだった私だが、社交性も持ち合わせているタイプなので(HSPにもグラデーションが有り色々タイプは分かれる)友人達にも恵まれ、高校〜20代、まぁまぁはっちゃけた楽しい時を過ごした。
その頃には、自分の本当の素直な感情にフタをして、平気なフリをするのは、自らの要領の良さだと捉え、長所だとさえ思っていた
しかしそれが30代に入り出産、育児と経験する事で、自分の本質が悲鳴を上げ始めた。
長女出産後の産後鬱、育児を通して次々と露呈されていくフタをしてきた自分の感情。
私は思いっきり狼狽した。
要領良く、そつなくスムーズに生きてきたつもりの自分だったのに
。
「こども」という真正面からガンガン待ったなしでぶつかってくる存在は、私を丸裸にしてくる。
あれほど、ずーっと隠してきて、見ないフリしてきた感情たちが目の前に容赦なく引き出される。マジか。。
そうやって私の自尊心やら自己肯定感は、どん底までいった。
人生最大アイデンティティ大崩壊祭り〜
そこから、今までのシワ寄せがきたんだなぁ。と自分と向き合い、HSC &HSPという概念とも出会い、どんな自分も受け入れるという覚悟を決めた
。
今やっと、格好つける事をやめ力を抜いて等身大
でいく事ができ始めている
片意地張って自分を守り
、
大人であろうとした幼い頃の自分に
よく頑張ってたなぁ!
good girl!good job!
と頭ポンポンしてあげたい
ってか、わたし頑張って長生きしてんねぇ!と自分と向かい合って乾杯したくなった
コレからも、楽しくやっていこうねぇ
「わたし」にBIG HUG!だ