あの魔の3日目ガーンガーンから一夜明けての翌朝。太陽

次女は、一応起きあがったものの、布団の上で座って膝を抱えたまま、動こうとはしない。ガーン

そんな次女に何か言いかけようとする旦那を、私は目目で制した。禁止

 

『スクールバス🚌の事は考えなくていいよ〜。暫くはお母さんが一緒に送って行くから。着替えて、とりあえず校門🏫まで行ってみよう?ウインク

次女は暫くそのままじっとしていたが、意を決した様に立ち上がり、支度を始めた。

2人でタクシー🚕で学校へ向かう。車中では、次女をリラックス音譜音譜させようと、軽い話題ばかりを選び、笑い合ったりした笑い泣き。が、いよいよ学校🏫が近づき始めると、次女の顔はみるみる蒼白ガーンガーンガーンになっていく。体もカチンコチン宝石ブルーに固まっていく。。金縛り状態。。。おばけおばけくん汗汗

ガチガチギザギザの次女の腕や背中をさすりながら、

私は思わず、誰か除霊オバケしてくれる人を捜したい衝動に駆られた。。ゲロー

 

金縛りの次女を乗せたタクシー🚕は、とうとう学校🏫の前に到着。

タクシー🚕を降り、足取りも重く、何とかとりあえず校門🏫の前まで行く。

次女の足取りが、ぴたっと止まる。動かない。えーんあせる

『ん?どうした?おねがい』私が声をかける。

『校門🏫まできた。』次女がぼそっと一言つぶやいた。びっくり

 

がっびーん!!しまった〜!!滝汗滝汗滝汗滝汗

 

私の中で、なんだかんだ門🏫までさえ連れてきてしまえば、校内に持ち込めるであろうという安易な大人の打算ニヤリがあったのだ。。。汗汗汗

確かに次女にしてみたら、校門🏫まで行ってみようと言われたのだから、もうこれでいいだろう。と考えるのも頷けるよな。。。あせるあせる

さて、どうしたものか。。滝汗このまま帰るか???ゲロー悩んだ私は、

『一応、校門🏫までは来れた事、先生男性トイレに連絡するね。』と、担任の先生男性トイレに電話電話を入れた。

『わかりました。ニコニコお話がしたいので、何とか一階の事務局前まで来れますか?私が校門🏫まで迎えに行きましょうかニコニコ?』との事。次女に伝えると、頑に首を横に振る。ガーン

『ちょっと今は無理な様なので、しばらく話してみます。えーん』と電話電話を切り、次女と話す。。何を言っても、頑として動こうとはしない。ゲッソリゲッソリゲッソリ

私は、色々説得を試みながらも、頭の中で、次女の小さい頃からの色々を振り返るメモ。こうなると本当に無理だし、小手先のコントロールは全く受け付けないバツレッド

物心つく頃には、子供騙しの類いは一切通じなかった。ゲロー(これも後に、HSPの特徴である洞察性の高さから来るものだと知ったキョロキョロ)

こりゃ、万事休すかな。。と半ばあきらめかけていた。。。えーん

 

その日は4月桜なのに少し肌寒く、風の強い日台風だった。

気づけば一時間近く、校門🏫の前で押し問答していて、すっかり体も冷えアセアセ私は少しトイレ🚾に行きたくなってきたのだった。照れ

 

そうだ!トイレ🚾だ!これにかこつけて、校内に引っ張り込もう!ラブラブ私天才か?ラブラブ

 

そこからは、もう、私の必死の懇願劇が始まった。お願いお願いお願いお願いお願い

『だめだ、もう漏れる!!絶対に漏れる!!この歳になって、しかも子供の学校🏫の前でおしっこ漏らすとか、お母さん、立ち直れないよ。ゲローお願いします。トイレ🚾だけ入らせて下さい。えーん』←次女の性格上、登校中の大勢の生徒達の人目目がある中、1人慣れない校門🏫の前で待つ。と言うのは無理だ。と計算した上で。口笛

 

次女はしばらく怪訝な顔えーをして見ていたが、『わかった』と言って、やっと一緒に校内へ入ってくれた。ラブ

(まあ、騙されてくれたというより、私のあまりの必死あせるな演技に仕方なく乗ってあげよう。えーという感じだろうな。次女は全てを見抜いてしまうてへぺろ)

無事トイレ🚾を済ませると、待ちすぎてしびれを切らせた担任の先生男性トイレから電話電話が入った。校内にトイレ🚾を借りにきた事を告げると、『それなら保健室で少し話がしたいのですが。。ニコニコ』との事。次女に伝えてみると、一旦校内に足を踏み入れた事で少し落ち着いたのか、意外とすんなり承諾してくれた。ウインクラブラブ

 

保健室に行くと、フレンドリー音譜な感じの養護教諭の女性女性トイレが迎えてくれた。

『最初はそりゃ緊張しちゃうよね〜爆  笑』と、色々次女に話しかけてくれた。

次女は緊張しながらも、一つ一つ答えていた。照れ

そうしているうち、担任男性トイレ&副担任男性トイレの先生方もやってきて、代わる代わる次女に話しかける。キョロキョロ2人とも三十代前半ぐらいの若い方達男性トイレで、変な威圧感も無く、誠実そうな印象。グッ特に担任の先生男性トイレは、いかにもお人好しそうな感じで、2人とも次女が苦手ショボーンとするタイプという訳では無さそうだった。OK

しばらくすると、学年主任の女性の先生女性トイレもいらした。サバサバアップして、ちゃきちゃきアップとした感じの、活発そうなアップタイプの方で、

『次女さん、ちょっと一緒に2人で校内を散歩走る人してこよう!ウインク』と、爽やかに。でもきっぱりビックリマークと、次女を連れだした。キョロキョロ

その間、私は先生方と色々、これまでの状況と次女の性格について話をした真顔

『今日は、この後、もし残れるならそのまま残って、教室が無理なら保健室か図書室で過ごしても良いし、本人が🏠帰りたいというなら、帰られて下さい。ニコニコゆっくりいきましょうOK。毎日少しづつ、受けられる授業だけ受けたり、無理なら他の場所で過ごしたり。それで様子を見てみましょう。グッ

学年主任の先生女性トイレとの散歩走る人から戻った次女は、もちろん帰宅🏠を選んだ。

そこは即断なのね。。。笑い泣き

 

この日から、私と次女の試行錯誤の日々がスタートした右矢印

 

2時間だけ。身体測定だけ。保健室だけ。図書館だけ。半日だけ。アセアセ

朝の始業時間時計から登校できた日は無く、気が済むまで泣き終わるえーんまで。気が済むまでトイレ🚾に通い終わるまで。昼過ぎまで待ち続け、やっと家🏠から出られる。

送って🚕行き、次女が参加している間は、私は一階の事務局前に座って椅子待ったり、周辺のカフェコーヒーなどで時間をつぶした。チーン

家🏠に戻っても良かったのだが、長くて2時間。往復の時間と手間を考えたら、近くで待機の方が効率が良かったのだ。ウインク

もちろん、毎回、そのまま下校時間時計までいれるならそうしてね〜。とは声かけしていたが。。決まって2時間くらいたつと、担任の先生から『帰りたいそうです。』と連絡携帯が入った。ゲロー

そんな日々を、3週間〜1ヶ月過ごしただろうか。。。ガーンガーン

 

いくら次女に寄り添うんだちゅー。とは決めていても、私もまだまだ未熟な人間なわけで。ゲッソリゲッソリ

イライラムカムカして怒ってしまう日もあった。ムキードンッむかっむかっ

『わかるけどさ!ムカムカでも、これは自分で乗り越えないと!ムカムカせっかく自分で受験選んで入学した学校🏫だよね?新しい環境が苦手なの知ってるけど、多かれ少なかれ誰だってそうだよ??そこは踏ん張るんだよ?こんなにも閉ざしてたら、これから先の将来どこいったって無理じゃん!ムカムカちょっとは頑張ろうよ!ムキーむかっむかっ

『頑張ってるんだよ。。。。ショボーンでも無理なんだ。えーん

2人で一緒に泣いた。😭

 

毎晩三日月、寝る前になると、シクシクえーん泣き出したり、私に側で寝る様に言ってきて、べったりくっついて離れなかった。キョロキョロ

そんな、普段の次女からは、とてもありえない様子目から、ああ。次女は今、とてつもなく大きな不安もやもやもやもやの中にいるんだなーガーンガーン。と察する事が出来た。チーン

(次女は、自分が安心安全だラブラブとリラックス音譜できる場所、人の中にいれば、クールで強いグッ1人でいるのも大好きラブラブ誰かに甘えたりべったり一緒ドキドキに寝たりzzzなど、言語道断NG!うっとうしいNG!というタイプで、超絶甘えん坊ハートの長女とは対照的な幼児期ヒヨコだった。長女が熱望お願いラブラブしてやまなかった子守唄音符や添い寝zzzなども、『お母さんむかっ、うるさくて眠れないからむかっ。そろそろ離れてにやり?』とバッサリハサミ言い放つ、超ウルトラクール幼児ヒヨコだった。。←母、つらっゲロー

 

そんなある日、いつものように学校🏫で2時間ほど過ごした次女を迎えに行くと、次女がスクールカウンセラーだという、とても優しそうな女性女性トイレと一緒に待っていた。キョロキョロ

『お母さんをお待ちする間、少し次女ちゃんとおしゃべりさせて頂いてましたニコニコ。今度ゆっくり、お母様もお話させて下さいねニコニコ。』と言ってくれた。ラブラブ

お礼を言って、次女との帰り道、『どんな話したの〜?キョロキョロ』と聞くと、

『小学生の時から学校🏫が苦手でキツかった事ショボーン。自分から受験したけど、なかなか行けない事話した〜ショボーン。そしたら、小学生からずーっと苦手だったのに、今までよく頑張ってきたんだね〜ハート。偉かったね〜ハートって。凄いね〜ハート。って。爆  笑』と、嬉しそうに満面の笑みで教えてくれたびっくり。『そっか、凄く頑張ってきたのか〜おねがい次女は。』と言うと、

『そうだよ。頑張ってきたんだよ、次女はおねがい。こんなにも嫌いなのにこれまでよく10年も通ってきたよショボーン。』と、ドヤ顔ニヤリで私を見た。

その瞬間、私の中で何かがストンと腑に落ちた。びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりビックリマーク

 

そっか、そうだよな。次女はずーっと嫌だって言ってきてたじゃないか。ずっと死んだ魚の様な目をして通ってたじゃないか。学校は行って当たり前。行かなきゃ行けないもの。そんなの誰が決めた?

私は次女の気持ちに寄り添うと言いながら、結局世の中の集合意識同調圧力の方に寄り添ってるじゃないか。!!!!

 

もうやめよう。プンプン次女の気持ちだけを考えよう。プンプン

次女が安心して笑っていられる事爆  笑。それ以上何を望むのだろう?おねがい

私はその日を境に一切の登校刺激をやめた。

 

それから徐々に次女の目に光と力が戻ってきた。キラキラ目キラキラ流れ星