KAIPSワークショップ@韓国 | 特許のお仕事と、慶應通信

特許のお仕事と、慶應通信

今春から
地元に帰り、何度目かの転職。
2歳、4歳の子供と、実家の家族と同居しながらの~
特許のお仕事と慶應通信とかやってます。

日本では別に知られた存在でもない。

でも韓国に行ったら、ちょっとは知られた存在になった気がした。笑


韓国での会議に参加したのは2回目で。

それ以外といえば、通訳として使ってもらった日本での会議が1回。


プラス、BIPRのイベントに何度か出席して毎回新しい人たちとであった・・そういう感じかな。

でも今回のワークショップは大した活躍はしなかったけど、いい思い出になったし、自分より年下の子や

いつもお世話になってる人と話をする機会が出来て、本当によかったな。


仕事以外の、なんでもない話をするって言うことが今までなかった。

在日と、日本人と、韓国人と。

その間にはやっぱり、若干の壁があって。そういうのをたまに楽しんでるときもあるんだけど、

壁っていうのは常に壊すべきものではないんじゃないかと思う。


理想的にはいつの間にか透明になって、そこに壁があったのか?って分からなくなるくらいが一番いい。

その努力をするのは、いつしか自分じゃなくて相手の役割になってた。

もちろん、受け入れられるために努力しなきゃいけないときもある。

だけど。努力しなくても分かってもらえたら・・それは本当にうれしいことなのかもしれないと感じた。


仕事しに行ったはずなのにな~いつの間にか、心の安らぎを求めて、そしてそれを得てたことが少しうれしかった。

仕事ももちろん、楽しかった。通訳は一瞬でも気を抜くとだめだけど、多めにみてもらいながら・・

いつか、一生懸命して誰にも文句を言われないようになりたいとも思ったり。

そのいつかが早く来るために、もちろん努力する必要はある。


ワークショップでは、日本と韓国の現実的な違いを目の当たりにした。

日本の産業だけがそんなに重宝されてるのか?そうじゃない。

ひとつはっきりするのは、日本人の中でも能力ある人は、外国語能力がなくても、ある程度の地位を得ていて、

それが出来れば誰からも文句を言われない。


でも韓国は、(もちろん中国やそれ以外のアジア諸国も含まれるけど)第二、第三の外国語を話せる人がすごくたくさんいて、そういう人口が多いと言うことは、それ自体が珍しいものでもなくなり、重宝されなくなる。

全体的なレベルはいいんだけど、特殊能力というのが影を潜めてしまって埋もれてしまってる。

残念なことだと思った。


能力が高い人がたくさんいるのに、国内では(需要と供給のバランスもそうだけど)、あふれてしまってるのかな。

そういう人が外国にいって稼いで、国益を潤すか・・と言えばそうでもなく。

結局はその外国の利益になってしまうのだから、もったいない以外の何者でもない。


能力が高い人が、人間的な能力も兼ね備えたら、文句のつけようがない。

能力がなくても、人間的な能力があればまかなえるかもしれない。

そっちを育ててみようかな。。

今でさえ、自分のことが精一杯になると、大切なことをほっぽりだしたりしちゃうこともあるけど、

人間力をもっともっと養えば、自分がいくら辛いときでも相手を配慮できるようになるかもしれない。


仕事はやっぱり人間関係をいかに円滑にするか。今の本業では、それが若干なかったとしても、そんなに支障はない。でもやっぱり、人間力がものをいうんじゃないかな。きっとそうだと思う