ここもまだ一般的な内容です。

カテゴリー別のものはそのカテゴリーの説明の中でします。

 

 

ここで書かれているのは

・荷重試験又は計算を行うこと

・考えられる全ての重心位置、重量の組み合わせで行うこと

・最も不利な重量分布でも行うこと

・予想される空気力や慣性力、その他の力で生じる荷重に耐えられること

・制限荷重および運用状態において予想される荷重以上の荷重に耐えられること→安全のマージンが必要だからです。

・垂直突風速度、水平突風速度、突風速度勾配に基づいて決定された突風荷重に耐えられること

・地上の制限荷重に耐えられる、かつその終局荷重に耐えられること

・地上荷重を決定する着陸条件には降下率、対象着陸、非対称着陸において構造に加わる荷重が及ぼす因子を含める

・予想される運用状態において起こり得るバフェットや振動、ダイバージェンスに十分耐えれれること。→ダイバージェンスっていうのは、ほとんどは設計速度より高速で飛んでしまった場合に起きる。 主翼をねじろうとする力が強くなりすぎ、変形したり破損したりして起きる現象。

・疲労荷重に十分耐えられること

 

赤字が覚えれれないとこですね。

突風速度勾配というのは、その突風はある距離の間にどれくらい速度が変化するしたかということです。

 

 

運動量変化を考えるとこれがなぜ重要かがわかります。

運動量変化=力✖️時間

つまり同じ運動量変化を生じるには、力を大きくするか、力をかける時間を長くするかの二つの方法があります。

 

力を大きくすれば時間は短くて済みますが、衝撃は大きくなります。

なんとなくわかりますね。一気に変えるってことです。

 

時間を長くすればゆーっくり変化していきます。衝撃は少ないです。

 

速度勾配は距離ですが、これを時間に置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。

同じ距離でも速度変化が小さいなら突風としては弱いですが、同じ距離で大きく風速が変化していれば突風としては強いです。