空港の周辺と言うのは、いつも飛んでいるので目隠しされていて急にはずされても、すぐにどの辺りかわかります。
もし天気が悪くて真下付近しか見えなくても、空港に帰ることはさほど難しいことではありません。
その日の飛行は、空港から30~40km西の空域をセスナ機で2時間飛行すると言うものでした。
天気は西から下り坂で、夜中には本降りになる予報。「1時間でも、1時間半でも、飛行できませんか?」と営業が言ってくる。
・・・1時間でもいいのなら飛べるな。 後は様子見ながら、悪くなったら降りよう・・・
予定通りに空港を離陸して予定の空域へ向かう
・・・あれ?思ったより雲低いな~・・・
雨もパラパラと降っています。いつもは1500フィートで飛行してるのですが、今日は1300フィートがやっと。
・・・ん?でも西の方は明るいから大丈夫かな?・・・
と思いながら飛んでいくと、飛行する空域は空港より明るくて視界もいい。
・・・な~んだ、案外2時間飛行できるかも・・・
などと思いつつ、1時間半が過ぎようとした頃、会社から無線で
会社 「空港の天気が悪化してきましたが、そちらはどうですか?」
俺 「こちらはまだ大丈夫ですよ。」
会社 「そうですか。 でもこちら・・・
・・・ん?でもなんだよ!・・・
俺 「でも・・・なんですか?」
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