2009年もいよいよスタートです。私は本日羽田へ移動して、明日からフライトになります。年明けは明日、明後日と箱根駅伝、そして大学ラグビーと年明け早々私としては楽しみなスポーツ行事が多いのですが、残念ながらフライト続きなので、殆どテレビ観戦すら出来そうにありません。なので、結果だけで一喜一憂することになりそうです。
折角の正月ではありますが、私は1月中旬に航空身体検査があるため、節制生活を送らねばなりません。とは言ってもこの航空身体検査があるからスタイル維持をしようとするモチベーションになるんですけどね。
航空身体検査は私たちにとっては大きな資格の一つになります。私たちパイロットは技術や知識を問われる国家資格も勿論なのですが、更に航空身体検査証明もフライトする上では必須の資格となります。因みに私が持っているライセンスは以下の通りです。
・ 航空級無線通信士
・ 事業用操縦士
・ 双発限定
・ 計器飛行証明
・ B767型式限定
・ 航空英語能力証明
・ B747-400型式限定
・ 航空身体検査証明
副操縦士として乗務するのにもこれだけのライセンスが必要になります。因みにキャプテンとして乗務するには更にATPL(定期操縦士)の国家資格が必要な上、ATPL取得後、約2年ほどATPLコ・パイとして乗務し、更に約1年強の訓練を受けた上で厳しい最終社内審査をパスした後になる事が出来ます。キャプテンになる為には最低6年間の乗務暦、および飛行時間3,000時間が必要となりますが、社内的に需要と供給の問題もありますので、人それぞれ異なります。私は私の一つ上の学年までが大量採用だったこともあり、キャプテン昇格まではまだまだ順番待ちは長くなります。それに対しておそらく私の後輩は比較的早期にキャプテン昇格訓練に入れます。これは時代の運、不運があるので自分たちではどうしようもない仕方のない事なのです。例えば、私たちは副操縦士昇格時平均で30歳でした。しかしながら、現在は26歳位で昇格出来ます。機長昇格も私たちは早くて40歳、同期で年取っている人だと44歳前後での昇格になると予想されますが、数年前一番若かったキャプテンは33歳でした。時代によってこれだけ差が出来てしまうのは事実で、これを受け入れられない人は結構悩むみたいです。私は結構楽観主義なので、ある意味、今、時間をもらっていると思っているので、このようにブログをやったり、ダイエットセミナーやったり、その他の様々な勉強をする事が出来るのだと思っています。
私たちが就職の時は就職氷河期で航空大学校を卒業しても就職できない人が沢山いました。その中で私は幸い就職することが出来たのですが、パイロットと言うことだけ考えた場合、私の後輩は就職出来ずに大学へ復学した後、新卒で一般メーカーへ就職し、その後、新興航空会社へ勤めて、現在は他社で私と同じB747-400のキャプテンとして乗務しています。結果だけみればどちらが良いかは分かりません。勿論、この先、最終的にどちらが良いかなんて、これまた分からないのです。だからこそ、今自分に与えられて環境に幸せを感じながら日々やって行く事が重要だと思っています。
航空身体検査の話から話がそれてしまいましたが、航空身体検査の話はまた今度、航空身体検査を受けた時にでもします。
いずれにせよ、皆様、今年もよろしくお願いいたします。