教員は『定額働かせ放題』などと言われていますが、4割以上が残業の上限を超えているという記事を読みました。
もうずいぶん前から言われていることですが、知人の娘さんも新任の時の数カ月は月に100時間を超える残業だったそうです。
慣れない職場で初めからこんな感じでは、辞めてしまう人が多いのもうなづけます。
今は3年が過ぎ少しは要領も良くなったからそこまででは無いらしいですが、それでも50時間や60時間はザラだそうです。
部活や不登校の対応が多くを占めるという記事内容でしたが、保護者対応もかなりのウェイトを占めているんじゃないかなと思います。
こんな例を聞きました。
先生が、問題を起こした生徒に関する話し合いを保護者同伴で行うために連絡をしました。
すると保護者から返ってきた答えが
「塾に行って終わるのが9時頃なので、その後にしてもらえませんか」だそうです。
我が子が他者に迷惑、それも暴力が絡んだ問題を起こしたのに塾が優先だという考え方。
こんな保護者が当たり前のように多くいるのです。
先生もたまったものじゃないですよね。
問題教師ばかりメディアに取り上げられますが、こんな保護者に時間を取られ、それも無給で対応している多くの先生たちのことをもっと大きく取り上げて欲しいと思います。