今日は「うどんの日」ということで、うどん大好き一家の主として、まずはその由来を調べていたら･･･

香川県地方の農家では農繁期が一段落した半夏生の頃にうどんを食べて、労をねぎらう習慣があり、7月2日は「うどんの日」となっている。

とのことだが、「半夏生」って何？　聞いたことないので、さらに調べなきゃいけなくなった。うどん好きも困ったもの。

「半夏生」は、「七十二候（しちじゅうにこう）」の一つ。「七十二候」とは、「二十四節気」をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことだそうな。

最近、やっと「二十四節気」に親しむようになって、「芒種」から「夏至」に至る、とか季節を語っていたのに、もっと細かい分類があったことを知り、すごいね～考えた中国の人は、と感心する。

恥ずかしながら、僕は、七十二候のうちどれ一つ知らなかったので、死ぬまでにいくつ覚えられるかはともかく、覚えとして以下のページを貼り付けておこう。

ちなみに、今日7月2日は「うどんの日」だけど、今年の「半夏生」は7月1日だったそうな。(^_^;)

さて、話は変わって、僕らの好きな「幻の橋」、北海道の「タウシュベツ川橋梁」のニュース。

橋の中央部の壁の一部が比較的大規模に崩落しているのが6月30日までに見つかったとのこと。かろうじて11連のアーチはつながっているが、近年、急速に劣化が進んでいて、「いよいよ、崩落のXデーが近い、次の春には････」と騒がれているそうな。

壁の一部が崩落したタウシュベツ川橋梁

僕らは、去年の５月に初めてこの橋を訪れて、間近で見て、触って、愛おしんだものだが････

ただ、「崩落のＸデー」については、あえて橋梁技術者としての見解を述べるとすれば、世間が言うほど近くはない！今回大きく壊れた壁に比べれば、アーチの部分ははるかに強いからだ。

「来春にアーチが崩落するかどうか」を賭けるならば、自信をもって「崩落しない」だな。希望的・個人的思いも混じってないとは言えないけれど････

風化が進み、弱い壁の部分は全て崩れ、壁の中の石も流されて、全てのアーチだけが壊れないで残る。ちょっと「錦帯橋」チックな橋が見られる日を望みながら、今日はそろそろ寝ることにしよう。

長々とすみませんでした。おやすみなさい。

「半夏生（はんげしょう）」