もんじゃを食べに家族で月島に行った。

いつもの『近どう』というお店。

定番の「明太チーズもち」もんじゃから注文。

これまでは気にすることのなかった店の奥の古いポスター。この日は、下の方に書いてある『山形新幹線「つばさ」』という文字がふと目にとまる。

ゴールデンウィークに山形新幹線「つばさ」に乗って家族で旅したばかりだったから。

新庄開業の時につくったポスターだろう。調べてみると、新庄駅まで延伸開業したのは1999年12月4日のことだった。

左上に白い文字でさりげなく書いてある、この店と山形との関係。写真のお二人は、初代社長「近藤まさよさん」と先代社長「近藤幸二さん」の親子だそうな。

後でお店のホームページを見てみたら、創業は昭和25年 (1950年) だという。確かに、このポスターの時代に、この店は50年を迎えている。

そして、その後さらに25年近く経って、山形新幹線の旅から帰った家族が、月島でもんじゃを食べながら、今まで気づかなかったこのポスターを発見する。

大したことでもないが、「ああ、出会いっていいな、旅はいいな。」と、また思ったりする。

ついでながら、山形新幹線は在来線と同じ線路を通っているが、僕らの旅では、行きは「人身事故のため」到着が1時間半遅れ、翌日は「カモシカと追突したため」30分以上遅れて出発した。

「もんじゃ」と「山形」