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ゴシップ1【前】

『ゴシップ聞きた~い!』と、たっくさんの(笑)リクエストがあったので、シリーズでいきたいと思います!
まずはやっぱり『ビクトリア・ベッカム』ですかね(笑)イギリスだけでなく、世界の『Queen of gossip』(ゴシップの女王)ですよね。さすがに、それだけのことはあり、いつもとは違う経験をしました。
私は、ミュージカルの仕事を離れてからは、ミュージックビデオやCM、バックダンサーなどの仕事をしていました。仕事は所属の事務所から直接来たり、オーディションに行って、受かれば仕事がもらえるというものです。オーディションは大変ですが、大きな良い仕事がしたいと思うとこれしかないので、夢がある人はみんながんばってます。

ある日、所属事務所からオーディションに行くように電話がかかり、いつものように、オーディションの場所、日時、相手のプロダクションがどういう人材(役柄)を探しているかを言われ、フンフンと聞いていたのですが、いつもならどのアーティストの、どういうもの(CMとかミュージックビデオ、TV)かを言われるのに、『詳細がまだ分からない』と。。。なんかヘンだな~と思いつつ当日オーディションに。いつものように、いろんなシチュエーションを設定され、
『こんな感じで、こういうことしてみて』と色々な役をさせられました。そして
『OK!Thank you very much.we will be in touch!』(ありがとう。後日連絡します)といわれた時、一緒にオーディションを受けてた一人が、『ところでこれは誰との仕事なの?』と。
すると『あ~それはお楽しみね~』と、それはちょっと言えないのよね~的な感じでさらっと交わされました。そして後日、事務所から『受かったよ!でも詳細は撮影の前日ギリギリに連絡がくるそうよ』と連絡が入り、実際に前日の夜に場所や、集合時間が知らされました。その時も、ミュージックビデオ撮影だけれどパパラッチ対策のためにアーティスト名は今教えられないこと、そして関係者にその場所で仕事があることを絶対にしゃべらないこと、そして撮影所の入口で警備の人に伝える合言葉(?)まで言われました。今までそんな経験が無かったため(後にも先にもこれだけでしたが)『なんだそれ・・・』というのが印象でした(ー.ー)
そしてその当日、現場へ行き、いつもはこういう現場ではあまり目にしないかなりの数の黒服の警備の人を横目に、いつもと変わらない工場チックな撮影スタジオに入り、バックステージで、まずは、衣装合わせ(仕事によっては事前に別の日に衣装合わせすることもあります)、ヘア、メイクなんかをしてもらいます。そうしている間に他の共演者と顔を合わせます。そしてスタジオ入り。いました!今日のアーティスト。。。元スパイスガールズで、あのサッカーのスーパースター、デイビッド・ベッカムの妻、ビクトリア・ベッカムです!






The Big Issue (ビッグイシュー)


この『THE BIG ISSUE
』という雑誌をみなさん知っていますか?この雑誌、ホームレスの社会復帰を後押しするために作られた、イギリス発祥の雑誌です。ロンドンでは、あちこちでホームレスのおじちゃんから、まっピンクなドレッド頭の若いパンクなおねえちゃんまで道端に立って売ってます。
『The Big Issue~!!』なんてさけんだり、歌にのせながら。。。
『ホームレス』というと、なんだか悲壮感が漂いますが、ロンドンではかなりの数+みんな楽しそうにしてるのでなんら違和感を感じません。
購入すると、『Thank you! Have a nice day!!』と笑顔で手を振ってくれます(^v^)

この雑誌、内容もかなり充実していて、一般の情報誌的なことから、ゴシップ、最後のほうにはやはり世界のホームレスだったり、失業者のことについてのコラムなどがあり、盛り沢山で、かなり楽しめます!(^v^)/

そしてなぜか、フロントカバーは必ず有名人!ビヨンセだったり、U2、Cold Play、
ジュ-ド・ロウなどいろんなジャンルの人たちが出ています。

日本でも数年前から日本版の発売が始まってます!
ある日Oscaが『いい物買ってきたあ~!』と、ルンルンで帰ってきました。
何かと思ったら『The Big Issue』。『えっ!?どこでみつけたの!?
それに日本語!!』。かなりびっくりしました。
広島市内で、本通りなんかの商店街やデパートの外で、首から身分証をぶら下げた人が売ってます。
定価が\300で、約半額が売っている人の収入になります。
何もしないでいるのではなく、自ら行動して収入を得ようとする人達を支援するという主旨に賛同するので、(もちろん雑誌自体も面白いですし!)

Oscaとよく買って読んでますv(^v^)v

みなさんも一度いかがですか?











over produced


何でも『バランス』って大切ですよね。身体だって、腹筋と背筋(前と後ろ)のバランスが悪いと身体のどこかに支障が出たり、例えば、美味しいものが2つあって、それを混ぜるんだけど、量のバランスが適当じゃなかったら美味しくならなかったり。。。

音楽を聴くときにいつも感じるこの『バランス』。

時間があると時々、ネットで洋楽のミュージックビデオを見たりするのですが、『おっっ!この人いい~』って感じで、知らないアーティストや、バンドなんかを発見すると嬉しくなります(^v^)
この前もそんなことをしていて、見つけました!めずらしくロック、(イギリスのロック)UKロック。
音楽は、基本的にアメリカより断然イギリス(イギリスに10年いたので何に対してもイギリスよりは否めませんが)、特にバンドは絶対イギリス!と思っています。ホントにイギリス、アメリカそれぞれの独特のサウンドってあるんですよね。
もちろん、あとは好みの問題ですが。。。
このバンド、ロックバンドなんですが、私が見たライブビデオ(曲)は、ドラマー、あとのシンガー含める3人は1台のピアノを一緒に並んでひいているっていう、アコースティックな、とてもシンプルでrawな(粗く、洗練されすぎてない)、でもとっても味があって『いいなあ~』って思ったんですが、彼らのアルバムを聴いて『んんっ!?』と・・・
サウンドがと~ってもクリアに、そしてクリーンに、粗かったところがきれいにpolish(磨く)されていました(ー.ー)まさに『over produced』、(つくり上げられすぎてる)んですよね。
以前、ミュージカルで一緒に働いていた友達にそういう話をしたら、『あ~、それはもしかしたら市場をアメリカにと考えてるのかもね』って言ってました。
彼はミュージカルのオーケストラにいたのですが、バイト的に色んなミュージシャンの収録(時だけヘルプに入るミュージシャン)の仕事もしていました。彼いわく、イギリスやヨーロッパはアメリカに比べ、エッジーな音を良しとして好み、まさにrawな感じがいい!って言う人が多いです。なので、アメリカで『CD売っちゃうぞ~!』って時には、音を収録後、編集してクリーンな音につくり上げちゃうことも多々あるんだそうです。

せっかく、そのrawでエッジーな絶妙なバランスで素敵な音を出しているのにその部分を削ぎ落としちゃうなんて残念・・・やっぱり『over produced』!?


















ARTは敷居が高い!?


ひさびさに、広島現代美術館に行ってきました(^v^)OscaはMOCAの会員になっているので、新しい作品が来るたびに観に行ってます。うらやましい。。。

今回は日本人のアーティスト小沢剛さんの『透明ランナーは走りつづける』。昔は家の玄関先でよく見かけた、牛乳箱を画廊(ミニ画廊??)にした各国アーティストとのコラボレーション作品や、色んな野菜でできた銃を持った各国の女性たちの写真。それらの野菜は撮影後、みんなで一緒に食べるんだそうです。
『銃』をみんなで食べることでコミュニケーションを築き、そのことで平和を
問いかけるというシリーズです。この発想、とってもシニカルで、『なんかヨーロピアンな発想だなあ~』なんて思いました。

今回ひさびさに一緒に美術館に行って作品を見ているとき、ふとOscaが、私がその時感じていたことをそのまま言いました。
『子供を美術館に連れて来ちゃいけないの??』。
みなさんにも想像してもらえると思いますが、あの静か~な雰囲気でこどもが普通にあの大きな声で話し始めるんですよね。。確かになんだか『すみませ~ん・・・』と肩身が狭くなります。でも、最近、現代美術館などには、作品の最後の部分に、子供が参加できるプロジェクトがよく用意されていて、うちの子たちも嬉しそうに絵を描いたり、何かを作ったりしています。ってことは、子供歓迎!?とも思えるのですが、作品が置いてあるエリアでは、学芸員?(監視の人たち)も『あらら、作品さわらないでね~』的な
空気がありありです・・・(ー.ー)っていうか、常識的に、子供を外に引きずり出しても、作品には絶対触らせないですよね・・
コンサートや、ミュージカルなんか、音楽やセリフ、音が関係してるものは、『子供NG』もちろん理解できるのですが。。

イギリスでは、あの有名な大英博物館やTATEでも、子供たちががやがや来て、下手したら走り回ったりして、違う意味でもエンジョイしています(笑)でも、必ず作品にも触れ、そのことを話題にして話をしています。それが『なにこれ~』とか『気持ち悪い!』でも私は良いんじゃないかなって思います。ARTに触れての、彼らのその時点での素直な感想なのだから。なにより、ARTに見たり、触れたりすることができるってことが大切だとおもいます。
しかもイギリスは、ただで入館できる美術館や博物館が多くあるんです。これって素晴らしいことですよねえ~イギリスのARTに対する懐の深さをかんじます!
美術館の『子供NG』かどうかっていうのは、正直、子供を持ってる親かそうでないかというのでも、意見が分かれるんじゃないかなと想像します。実際、私が子の親じゃなかったら『うるさいなあ』なんて思ってるのかもしれないですもんね。。。
何はともあれ、大人も子供も、もっとARTに触れる機会ができるといいなって切望します。『みんな前ならえ!』ではない、しっかり自分を持った、個性的で面白い人間形成のためにも!(^v^)/










英語の発音



OSCATOWN
の生徒さんのお母さんからと~っても嬉しいメールを頂きました!(^v^)
『昨日ね、Aがオスカから貰った宿題をやってたんだけど、自分がひととおり読んだ後、
「パパも読んでみて」ってパパに読ませてたの(-_-;)
私が聞いてる限り全然違和感は無かったけど、Aにとっては「????」だったみたいで、
「ん?もう一回言って」と何回もやり直しさせられてたよ~(>_<)で、よくよく聞いてたら、
やっぱり「L」と「R」の発音だったの。Aの耳は完全にオスカの発音で育ってるから、
「L」と「R」が混同される方が不思議みたい。一生懸命パパに発音を教えてたよ(゜▽゜)』

私が高校の頃、英語の授業でもそんなに『L』と『R』、そして『B』と『V』発音の違いを
しっかり教えてもらった記憶がありません・・・
もちろんイギリスに行ってからは、それらの発音をきちんと使い分けれなければ、間違った意味に
なってしまったり、相手に『???』って顔をされて言いたいことも全く通じなかったり・・・と、かなり悲しい目に
遭う(とりあえず生活に困ります・・)ので必死で習得しました。
私が以前、英語講師をしていた学校でも、生徒さん達、みなさんかなり苦労されていました。

日本人にはこの『日本語には無い発音』の習得はとても大きな壁なんです。
でもAちゃんのように、小さい頃から、理屈ではなく、耳から入ってくる音(発音)がそのまま自分のものになっているって素敵です。ホントに!(^。^)

Oscaはいつも、間違えやすい発音のところでは、子供たちに『僕の口元をよく見て!』と、発音する時の口の形を確認してもらうそうです。そうやって、子供たちはすんなりと、目から、耳から入って来たものを上手に自分のものにしてしまいますv(^v^)












Listen to your body



今日、プライベート・レッスンを希望される方が『お試し』に来られました。彼女は、マドンナが"ピイラティスであの歳であの引き締まったカラダを維持してる"という記事を読んで、『私も!!』と始められたらしいのですが、彼女いわく、2年以上やってのにカラダは変わらないし、なぜか腰が痛くなると。。。
しかも彼女は、グループレッスンの他に、うちでピラティスのDVDを購入してエクササイしているとか・・・
これはホントお勧めできません! 前に、スタジオに沢山の人数で、インストラクターが生徒さんが正しくエクササイズされているかチェックできない状態で、『さあ、私のやってことを見て
真似して一緒にやってみましょう!』的なピラティスは・・・というお話をしましが、DVDはそれにも増してNG(No Good)です。 経験者で、きちんとインナーマッスルを使えてい人なら問題はないとおもいます。
バリエーションを増やすという面でも有効です。 しかし!見よう見まねでやっていると、『おお~効いてる~!』と思っていても、インナーマッスルではない違うところに効いてたり、
(彼女のように)痛めてしまう場合もあります。 まずは自分のカラダに耳をかたむけてげて下さい(^v^)
うち

PILATESTOWN
では鏡は使いません。イギリスでも(インストラクターによりますが)ざと鏡に背を向けてやることがほとんどでした。鏡の中の自分の姿ばかりが気になり、たださえ感じる(コントロールする)ことが難しい、インナーマッスルです。カラダの筋肉がど動いているかに全意識を集中してエクササイズしましょ!

彼女にはまず、今までやってきたエクササイズをやってみせてもらい、ひとつひとつ間違を直させてもらいました。
彼女は、骨盤が曲がったままエクササイズをされてましたし、個々のエクササイズが何のため(どこに効く)
エクササイズなのかを知らないまま=意識せずにエクササイズをされていました。レッスン後『初めて腹筋が働いてるのを感じました~(笑)なんかカラダも軽くなった感じ!』と、『毎週がんばって通います!』と笑顔で帰られました。うれしいですね(^v^)
これから体質改善のお手伝いを一生懸命していきたいと思います!

 








整体師のひとこと


久しぶりに、知り合いの信頼できる整体師の先生と話す機会がありました。『がんばっとるかあ~?』

『はい』

『最近、ピラティスで体こわして来る人多いぞ~(笑)』

『・・・・』

ほんと、笑い事じゃありません・・

最近ピラティス人口も増えてますが、ほとんどの人が、人数いっぱい

いっぱいのスタジオで、インストラクターを見よう見真似でエクササイズ

しています。

ピラティスを受けて、なんかちょっといつもと違う腹筋して、じんわり汗を

かいて、『やった感』はあるでしょう。

でも、エアロなんかの有酸素運動とは違い、ちょっとした角度やスピードで

良いはずのエクササイズでもカラダを痛めかねません。

ぜひ、ピラティスをやるのであればインストラクターにちゃんと見てもらえ、

正してもらえる環境でしていただきたいです。

なんと言ったらいいか・・・皆さんケガには気をつけましょう・・・





ビザ VISA



パスポートもそうですが、学生をしていて必ず話題になるのが『ビザ』です。学生をしている間は『student visa』(学生ビザ)がもらえるので、学生を

している間は何の問題もないのですが、いざ、さあ、卒業だ!って時にじゃあ

素直に『日本に帰ろう』っていう人はいいのですが、『海外に残って働きたい!』

って人には大きな問題なんですよね。

ビザは、私たちみたいに、働く権利もしくは滞在する権利を持っていない人間

(イギリスにいる日本人のように)を雇う場合、雇用主がお金を払ってその権利(ビザ)

買わなければなりません。

なので、大抵は同じような実力の人がいた場合、雇用主はビザを持っている

人間を雇用したがりますよね。

そこで、私もどうやってオーディションで自分をアピールするかをかなり考えましたし、

それなりに努力もしました(笑)

ヨーロッパでも、ドイツは(私たちのダンスの分野では)イギリスよりも、チャンスが

多い=仕事ができるかも!と聞けば、オーディションを受けに生活費を削って

ドイツまで行ったこともあります(笑)

最終的には、ロンドンで就職できたんですが、その時にも一緒に仕事をしていた

主人と結婚する事になった時『彼女、ビザのためにイギリス人の彼と結婚するのよ』と

意味のわからないことを陰で言う人もいましたよ(苦笑)

私はその時はもう就職していたのでビザも持っていたのですが・・

(それに結婚も10年なので、そんなことを言ってた彼らにお知らせしたいくらいです(^v^)(笑))

でも実際にビザのために偽装結婚をする人もいるのは本当なんですよね。

古い映画で『』ってありますけど、あんな感じかな!?






国籍 Nationality


国籍・・・私は日本国籍、主人はイギリス国籍、そしてうちの2人の子供たちは・・・というと、現在の法律では16歳になると国籍を選択しなければ

いけないのだそうです。

日本国がいまだに二重国籍を法律で認めていないためです。

イギリスは他の多国と同様に多国籍を持つことを認めているのに。。。

イギリスにいた時、『ぼくのお母さんはイギリス人と中国人のハーフで

、お父さんはイタリア人とフランス人のハーフ』とかいうものすごい

エキゾチックなルックスをした友人がいましたが、彼なんて4ヶ国の

パスポートを持っていました。

私はその頃まだ結婚していなかったので、学生ビザで、アルバイトもままならない

(今では学生ビザでも結構自由にバイトもできるらしいですが)かなりの

貧乏学生だったので、『いろんな国に行って、暮らしたり、働いたりできるなんて

いいなあ~』って思ってました。

ヨーロッパ、例えばEU諸国の人たちはEU加盟国のどの国に行って住んでも、

働いても良いなんて素敵ですよね!

人生のいろんな意味で、チャンスが広がる気がします。





献血


今朝『からだのキモチ』という番組で献血のことをやってました。そのなかで、生まれつき心臓病の男の子が、たいへんな手術を受け、その際の輸血が『この子のいのちをつないでくれた』とのお母さんの言葉に胸がつまりました。その子も今は8歳になり、元気でいる姿に感動しました。

以前、私の息子も輸血のお世話になり、献血されてるみなさんに本当に心から感謝しました。ドクターからも、現在常に血液が不足していること、最近では若い人たちの献血をする人が減っていることなどを聞きました。



私も高校生の頃は広島市内の献血サロンに友達と行ったこともありますが、残念ながら、私はイギリスにいた期間に狂牛病が流行っていた時期が含まれるため、日本では献血をすることができません。もちろんイギリス人の主人も・・・それで、主人と何かで恩返ししたいと、2人でドナー登録をすることを決めました。



主人は以前から、献血車を見るたびに『僕らは牛肉も食べていないのになんで献血できないんだ!』と半分憤慨していましたが、正直当初の私にはそういう意識は薄かった気がします。ですが、家族が輸血のお世話になり、真剣に感謝し、考えさせられました。



みなさんも、献血が人助けになるだけでなく、自分のからだにもメリットがあることを知っていただいて、『献血』してみませんか?私たちも、イギリスに帰った時には献血しに行きます!!(^v^)