こんにちは!
スタジオB&Bの野崎です。

いよいよ4月!暖かくなってきてましたね。
1年の中でも、体を動かしやすい季節です。

この機会に、運動を始めてみようかな?
と、感じたりする人もいるかと思いますが

でも、運動は昔から苦手だし、ピラティスなんてちょっと難しそう。
と不安に思う人もいるかもしれませんね。

 

そんな方達に、声を大にして言いたい。

昔から、運動神経が悪い、とか、運動が苦手、と思っていた人ほど

 

「ピラティスをやってほしい!」

 

 

ということで、今回は

過去に運動経験がなく、入会時も運動をされていなかったF様のご紹介です。

 

F様は肩こりや腰痛などがあり、ギックリ腰の経験もあるとのことで

B&Bへ姿勢改善を目的にお越しくださいました。

 

 

その時の姿勢を見ると分かるように

横から見ると、膝が曲がり、のけ反って身体全体で上を見ていることが分かります。。

この状態では、腹筋群の力は入りませんので、ふとした時に腰を痛めてしまうのも頷けます。

 

後ろから見ると、肩に力が入り、肩の角度が水平とまではいきませんが、それに近い状態ですね。

これは肩もこりますよね。

 

 

入会後、F様はコンスタントに週一回、通って下さいまいました。

最初の頃は、難しいこともあったかと思いますが

 

曲がりやすかった膝は、伸ばす筋肉を鍛え、お尻の筋肉である大臀筋や腹筋群を鍛えて、のけ反っていた体を、調整し

整った姿勢で、歩く練習や、座る練習など、動きの訓練をしていきました。

 

しばらく経つとF様は

「姿勢が良くなってきたのが分かってきた」

「最近、なんだか歩きやすいし、歩いていて楽な感じがする」

 

など、感想をいただくようになりました。

 

そのF様の姿勢がこちらです。

 

 

横から見た姿勢は、のけ反っていた身体は、まっすぐに変わっています。

また、以前は顔が上を向いていたのですが、現在では正面に向いています。

これによって、面白いことに、F様はよく、棚などに膝や、足をぶつけることが多かったらしいのですが

そういったものに当たらなくなったそうです。

きっと、足元が見えていなかったのでしょうね笑

今では、視界も広がり、足元の危険確認も万全です♪

 

 

後ろからの姿勢を見ると、背中のはりは消えて

分かりやすいところだと、肩のラインの角度が全然違いますよね。

現在では肩こりもほとんど感じません。

 

こんなにも姿勢が良くなったのは、

F様がしっかりと運動を継続されたからですね♪

 

素晴らしい結果です。

 

 

そして、私たちから見て”良い”と思うことは

F様が自分の身体の動きを感じられるようになったことだと思います。

 

一般的に、運動神経が悪い、ということを簡単にまとめると

【筋肉の問題】

身体を動かすのは筋肉、その筋肉が短縮、伸張、弱化していると、身体を動かす力を発揮することはできません。

 

【関節の問題】

動くべき関節が、動いていない。シンプルに「しゃがむ」という動作中に、動かす関節はたくさんありますが、たくさん動くはずの股関節を動かすことが出来ないと、ゆっくり椅子に座ることも出来ないし、椅子から片足で立ち上がることなどが出来ません。

 

【神経の問題】

筋肉などは使っていなければ、脳から筋肉へ司令を送る道である「神経」が停滞して本来動かしたい筋肉が使えなくなります。

片手を上げる、というシンプルな動作も、滞っている「神経」があれば、使えない筋肉が出てきて、代わりに過剰に働く筋肉が増えます。

当然、効率の良い筋肉の使い方ではありませんので、力は発揮しにくく、悪い運動を作ってしまいます。

 

 

実は、ピラティスでは、これら3つを全て養うことが出来ます。

筋肉を鍛え、関節を動かし、滞っていた神経の通りを良くすることが働きがあるからです。

 

そのためF様の運動神経は自然と養われ

「歩きやすい、歩いていてラク」という感想に繋がってきたわけですね。

 

運動が苦手、という人は

ぜひ、一度ピラティスをやってみてくださいね。

 

気づいたら、運動感覚が良くなってくるかもしれませんよ♪

 

スタジオB&B 田町三田スタジオマネージャー

野崎 直