田沢でございます。

「ピラティス初めてなんですけれど、こんな私でも大丈夫でしょうか??」

体験の時に、良くいただく質問です。

基本的に、ピラティススタジオB&Bでのピラティス指導は、パーソナル中心のため、会員様のレベルに合わせた指導が可能です。

そして、半年ぶりだったり1年ぶりだったり、久々にセッションを担当させていただくと、想像以上に綺麗に動けていて、ピラティスの効果を体感している自分でも、会員様の成長具合には本当に驚かされます。

動きの改善(=ピラティスムーブメントの改善)は、ご本人でも実感されますし、結果として姿勢が良くなっていたり、それによって肩こりや腰痛が改善されていらっしゃいます。

そして、多くの会員様は

「いつの間にか改善したんですよね~」

なんて、お話をされます。

もちろん、最近でも、

「田沢のピラティスセッションの直後から、急に下半身のむくみが改善しました」

なんて、劇的な改善報告をいただきました。

その会員様は、理学療法士の方でもあり、ピラティスの効果を実感されて、まさに今日も開催しているマットピラティスの養成コースに急遽参加も決められたのですが。。

ただ多くの方は、少しずつ動きを学び、そしていつの間にかその効果を感じていただくことが多いかと思います。

最近、

一夜漬けより毎日コツコツと:小脳における記憶の定着過程の理論モデル

というトピックが日本神経科学学会のHPで紹介されていました。

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毎日コツコツ勉強して覚えた内容は、一夜漬けで覚えた内容に比べて、良く頭の中に残ります。「分散効果」として知られるこの現象は、運動学習においても起こることが発見されており、同じ1時間をトレーニングに費やすとしても、1日で1時間トレーニングするよりも毎日15分4日間にわけてトレーニングした方が、より記憶として定着することが報告されています。また記憶の定着はトレーニング中ではなく、主にトレーニング後に起こることも報告されています。つまり、トレーニングを終えて休息している間にも、脳は記憶を定着させるために働き続けているのです。
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物事を暗記する際にも、新しい運動パターンを覚える際にも、一日で連続して行うよりも、毎日分けて行う方が効率的に記憶に定着していきます。

10代20代のとき、一夜漬けのみでなんとかしようとして失敗しつづけてきた自分にとっては、だいぶ耳が痛い話なのですが、それは勉強だけではなく、運動でも同じことが起こるということです。

リンク先のトピックを少しだけ解説すると、小脳という場所には記憶を定着する機能があるのですが…



Wikipedia「小脳」より。


「今まではトレーニング中に短期的に定着するメカニズムが解明したいたのですが、今回はトレーニング後に長期的に定着するメカニズムの一部が解明された」

というものです。

そして、「勉強も運動も記憶の定着がトレーニング後に起こる」ということは、まとめてどっさり行動するよりも、分けて行動する方が定着が早いということになります。

「2週間に1回ピラティスのセッションに来る方」よりも、「1週間に1回ピラティスのセッションに来る方」の方が動きの改善が早く、更に「1週間に2回以上ピラティスに来る方」の方が更に動きの改善が早い方が多いのは、指導の現場で実感しています。

また、ご自宅でピラティスの実践をされている方も、やはり驚くほど早く改善されたりしています。

会員様だけではなく、ピラティスインストラクターも、自身で日々研鑽している方は、動きの習得であったり、指導者としての成長が早いことを実感します。

結局は、「Every day, Pilates」を実践している人が強い。

ということ。

ジョセフ•ピラティスも、著書「Return to Life」の中で、

「コントロロジーを通じて、まず自分の体を完全にコントロールすることを覚え、そしてエクササイズを繰り返すことで、少しずつ、しかし着実に、無意識の活動における自然なリズムと調和を身につける。(中略)コントロロジーは体をバランスよく発達させ、悪い姿勢を正し、体の元気を回復させ、心を活性化させ、精神力を高める。」

と述べています。

「千里の道も一歩から」

とは良く言ったことわざで、勉強をさぼりまくっていた10代の頃の自分に、良く言って聞かせたいものです。。

まあ、このようなメカニズムを論理的に聞かされた所で、コツコツ勉強したかはかなり怪しいものですが…

田沢 優