田沢でございます。

先週のサンディエゴのPMAアニュアルミーティングでは、金城さんとたくさん一緒に行動させていただきました。


サンディエゴのラ・ホーヤ地区にて。


そんな金城さんとの会話の中で、印象的な言葉がありました。

ちょうど、サンディエゴに着いた日の夜(現地時間で11月11日)。


「今までメディカルケアやコンディショニングの仕事をしていて、ピラティスがすごいと思ったのは、本当にどのようなクライアントにもアプローチできるからなんですよね。

マイナスからスタートする人をゼロにまで戻すこともできるし、背ゼロからスタートする人をプラスにすることもできる。

Christineのピラティスと出会った時、『これ、オールマイティじゃん』と思ったんですよ」



金城さんは、ATCというアメリカのアスレチックトレーナーの資格を持たれています。


実際に大学リーグなどの現場でも活動された上に、それだけでなくアメリカで大学院まで卒業をされています。

沖縄での病院勤務を経て、現在は沖縄・那覇市でACE Pilates Studioというスタジオを、沖縄では初めてのフルイクイプメントでの施設を開業しています。

PHIピラティス創始者であるChristine Ruby氏のもとでも、スタジオ開業前に2ヶ月間、セッション見学や実際にセッションを受けたりした経験もあり、金城さんから学ぶ事がたくさんあります。

PMAカンファレンスの初日は、イスラエルの理学療法士であるHadar先生のワークショップを受講しました。




「Hero in Motion」というPMAの動画(7分頃から出てくるのが、テルアビブ大学付属病院でのピラティス指導の様子)を見てから、この先生のワークショップは受けたいと思っていたのが実現しました。

テーマはTBI。外傷性脳損傷の方へのピラティス指導でした。

羽生選手の脳震盪後の演技が物議を醸しましたが、脳震盪は外傷性脳損傷のかなり軽い症状と言うこともできると思います。

当たりどころや当たる強さによっては、、と思うととても本当に恐ろしいことですが、外傷性脳損傷で障がいをおった方は、ピラティスにおけるリハビリによって回復したりもします。

実際にワークショップの中で見せていただいた動画のなかでは、男性はピラティスの器具にぶら下がるようなエクササイズもして、ちょっとびっくりしました。

しかし実際にはものすごくおススメのエクササイズだということと、その理由を説明してくださり、理解ができました。

Hadar先生は、パーキンソン病やその他の脳疾患の方へのピラティス指導も担当しています。

リハビリからパフォーマンスアップまで。
若い子からご高齢の方まで。

目的や年齢問わず、基本的には呼吸や身体を動かすことによって、質を高めていけるピラティスエクササイズは、広い意味での

「オールマイティ」

なものであると思います。

(※もちろん、唯一無二のエクササイズとは全く思っていません)

どんな方にでも気づきを与えらるのです。


自分自身、まだまだその引き出しを増やしていきたいと思っています。

一生勉強です。


ただ、セッションだったり、スタッフへの情報共有だったり、セミナー講師・マスタートレーナーとしての講義だったり。。

今出来ること、今知っていること、今伝えられること

は、自分の今の立場をわきまえながら、少しでも社会の役に立てる人間になれればと思います。

そしてそのためには、自分の身近な方々に役に立てるような活動をすることで果たしていきたいと思った、サンディエゴの夕方でした。




※繰り返しますが、ピラティスは唯一無二のメソッドだとか、そんなことは思っていないですからね♪

だけど「オールマイティ」だと信じて学びやセッションできる人とそうではない人は、時の経過とともに指導者として圧倒的な差はつくと思います。

田沢 優