田沢でございます。
ジョセフ•ピラティスは、1934年に「Youe Health」(ユア ヘルス)という書籍を出版しています。

この書籍は、現代と本質的には全く変わっていない健康産業を取り巻く80年前の状況と、それを憂えるジョセフ•ピラティスの想いが伝わってきます。
それはイントロダクションの部分からも伝わってきます。
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朝から晩まで毎日のように、ラジオ、新聞、雑誌には、どうやって健康を維持するか、どうやって健康を回復するかという情報があふれている。たとえば何を食べ、何を飲むべきか、さらには何を考えるべきかということまでもだ。
健康の権威と呼ばれるさまざまな人が主張する、互いに矛盾した情報は、事態を混乱させるばかりだ。いわゆる私たちの健康を守る立場の人々から、正反対の見解を聞かされる何百万人ものラジオやテレビの視聴者、雑誌の読者こそ不幸である。なにしろ指導者たちの考え方や手法が一致するのは、むしろまれなことなのだから。
体についての科学的研究や、身体と心が調和した自然な発達に関わる自然の法則の実践、病気の治療よりも予防といったことに打ち込んで、人生の大半を過ごしてきた者からすれば、ラジオや本で良く見かける謝った情報は、ほとんど犯罪的に見える。なぜかというと、そうした急進的な理論を信じた結果、莫大な金が消費されているだけでなく、もっと深刻なことに、そういったいかさまに引っかかった何百万人もの人々が寿命を伸ばすどころか縮める結果になっているからだ。
「Contrology ピラティス•メソッドの原点」
ジョセフ•H•ピラティス【著書】 川名昌代【翻訳】より
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イントロダクションに書かれている内容、ほぼ現代と同じ課題が描かれていることに、この文章を読むだけでもお気づきなのではないでしょうか??
健康に関する情報の伝達手段が、現在だとテレビやインターネット、SNSにとってかわり、健康器具もそうですが、「サプリメント」などの製品が増え…でもそれにより健康被害は以前よりも増加し…
人間の本質部分は80年前とは全く変わっておらず、そして同じことを繰り返し。。
「自らの健康」
のこととなると、なぜか人間は客観的な判断ができず、検証もせず噂を信じやすく盲目的になってしまうのかもしれません。
あるいは「健康産業」からの莫大な広告費などにより、洗脳されやすいのかもしれません。
寒さと乾燥と急激な気温の変化を生じている11月のこの時期、無理なダイエットをすれば、多くの方が体調を崩します。
極端な食事制限、とくに炭水化物を過剰に減らす日が何日も続けば、おそらく免疫能力は極端に低下をすると思います。
一方で、炭水化物を過剰に摂取している人が現代人は多く、シェイプアップをしたいのであれば、今より摂取を減らすべきな方もいらっしゃいます。
そのような状況の中、画一的な情報を流し、それを鵜呑みすることにどれだけの意味があるのでしょうか??
自らの健康を守るためには、自らが情報の価値を見極めることが大事です。
自分を大切にしたいのであれば、少し面倒であっても、己の外見も中身にも目を向け、耳を傾けることも大切だと思います。
一粒の、本当に科学的に基づいているかわからないサプリメントを飲むのであれば、自らの呼吸に意識を向けることの方が、よっぽど健康に近づく可能性がありますし、その方がお金はかかりません。
自分が科学の道へ進む理由の一つは、
「何が正しく、何が誤っているのかを見極める目を持ちたい」
というのがあります。
自らも今現在「エセ科学」に支配されているかもしれないという自戒を込めて。。
健康に関わるお仕事をさせていただく以上、その影響力が強まる立場になればなるほど、そこの部分を大切にしたいと思いますし、80年以上前から先見の明があったピラティス氏の「モノの考え方」も大切にしていきたいと思っています。
…と、ここまで読んで、「Your Health」のイントロの文章を再度読んでみていただければと思います。
なぜ彼の考えが世界的に広がっているのか。。80年前書いた文章が、この一部分だけでもまったく色褪せていないことがわかるのではないでしょうか?
田沢 優
ジョセフ•ピラティスは、1934年に「Youe Health」(ユア ヘルス)という書籍を出版しています。

この書籍は、現代と本質的には全く変わっていない健康産業を取り巻く80年前の状況と、それを憂えるジョセフ•ピラティスの想いが伝わってきます。
それはイントロダクションの部分からも伝わってきます。
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朝から晩まで毎日のように、ラジオ、新聞、雑誌には、どうやって健康を維持するか、どうやって健康を回復するかという情報があふれている。たとえば何を食べ、何を飲むべきか、さらには何を考えるべきかということまでもだ。
健康の権威と呼ばれるさまざまな人が主張する、互いに矛盾した情報は、事態を混乱させるばかりだ。いわゆる私たちの健康を守る立場の人々から、正反対の見解を聞かされる何百万人ものラジオやテレビの視聴者、雑誌の読者こそ不幸である。なにしろ指導者たちの考え方や手法が一致するのは、むしろまれなことなのだから。
体についての科学的研究や、身体と心が調和した自然な発達に関わる自然の法則の実践、病気の治療よりも予防といったことに打ち込んで、人生の大半を過ごしてきた者からすれば、ラジオや本で良く見かける謝った情報は、ほとんど犯罪的に見える。なぜかというと、そうした急進的な理論を信じた結果、莫大な金が消費されているだけでなく、もっと深刻なことに、そういったいかさまに引っかかった何百万人もの人々が寿命を伸ばすどころか縮める結果になっているからだ。
「Contrology ピラティス•メソッドの原点」
ジョセフ•H•ピラティス【著書】 川名昌代【翻訳】より
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イントロダクションに書かれている内容、ほぼ現代と同じ課題が描かれていることに、この文章を読むだけでもお気づきなのではないでしょうか??
健康に関する情報の伝達手段が、現在だとテレビやインターネット、SNSにとってかわり、健康器具もそうですが、「サプリメント」などの製品が増え…でもそれにより健康被害は以前よりも増加し…
人間の本質部分は80年前とは全く変わっておらず、そして同じことを繰り返し。。
「自らの健康」
のこととなると、なぜか人間は客観的な判断ができず、検証もせず噂を信じやすく盲目的になってしまうのかもしれません。
あるいは「健康産業」からの莫大な広告費などにより、洗脳されやすいのかもしれません。
寒さと乾燥と急激な気温の変化を生じている11月のこの時期、無理なダイエットをすれば、多くの方が体調を崩します。
極端な食事制限、とくに炭水化物を過剰に減らす日が何日も続けば、おそらく免疫能力は極端に低下をすると思います。
一方で、炭水化物を過剰に摂取している人が現代人は多く、シェイプアップをしたいのであれば、今より摂取を減らすべきな方もいらっしゃいます。
そのような状況の中、画一的な情報を流し、それを鵜呑みすることにどれだけの意味があるのでしょうか??
自らの健康を守るためには、自らが情報の価値を見極めることが大事です。
自分を大切にしたいのであれば、少し面倒であっても、己の外見も中身にも目を向け、耳を傾けることも大切だと思います。
一粒の、本当に科学的に基づいているかわからないサプリメントを飲むのであれば、自らの呼吸に意識を向けることの方が、よっぽど健康に近づく可能性がありますし、その方がお金はかかりません。
自分が科学の道へ進む理由の一つは、
「何が正しく、何が誤っているのかを見極める目を持ちたい」
というのがあります。
自らも今現在「エセ科学」に支配されているかもしれないという自戒を込めて。。
健康に関わるお仕事をさせていただく以上、その影響力が強まる立場になればなるほど、そこの部分を大切にしたいと思いますし、80年以上前から先見の明があったピラティス氏の「モノの考え方」も大切にしていきたいと思っています。
…と、ここまで読んで、「Your Health」のイントロの文章を再度読んでみていただければと思います。
なぜ彼の考えが世界的に広がっているのか。。80年前書いた文章が、この一部分だけでもまったく色褪せていないことがわかるのではないでしょうか?
田沢 優
