ピラティス出張・派遣指導 Bi-studio Niigata -29ページ目

ピラティス出張・派遣指導 Bi-studio Niigata

世界のトップブランドSTOTTピラティスが新潟・県央(燕・三条)で受講頂けます。

 パーソナル・トレーニングを行っているクライアント様で肩甲骨が翼状化(ウイング)しているクライアント様がいらっしゃいます。このクライアント様の場合、
(1)普段のカバンを同じ方の肩ばかりに担いでいる
(2)肩甲帯まわりの筋肉が凝り固まっている
(3)前鋸筋の筋力低下
 が原因と考えられ、今それらをパーソナル・トレーニングによって改善中です。

 

そこで、今日は肩甲骨のニュートラル(あえて日本語でいうと”中間位”)についてちょっとお話します。筋:機能とテスト―姿勢と痛み
筋:機能とテスト―姿勢と痛み
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肩甲骨のニュートラルな位置とはどこなのでしょう。有名なケンダルの著書「筋:機能とテスト-姿勢と痛み-」やSTOTTのトレーナーの先生などによれば、(体型や身長・性別などにより誤差はあるが)
①肩甲骨の上角が第2胸椎の棘突起と肩峰、肩甲骨の下角が第7胸椎の棘突起と同じ高さ
②左右の内側縁間が約3~4インチ(約7.5cm~10cm
③脊柱の棘突起の横から片方の肩甲骨の内側縁までその人の指で2本半~3本
④肩甲骨は胸郭上背部に接し、前額面に対し、30°傾いている

胸部断面図

胸部断面図

が肩甲骨のニュートラルポジションです。

 

でも、いくら「肩甲骨を安定させて」と言っても、肩甲骨は全く動かさないで腕(上腕骨)を動かすことはできません。
 じゃあ、どの位動いてしまうのでしょう?ここには『肩甲・上腕リズム』という可動域の比率の関係があります。これは
●外転30°以上の場合、上腕と肩甲骨が2:1の割で外転する
●上肢を基本肢位から180°外転すると、肩関節自体で120°外転、肩甲骨 は60°上方回旋する
というもの。もっと分かりやすく言うと、
(例1)上腕骨が真下に下ろした状態から真横まで90°上がると時、肩甲骨の内側縁は1/3の30°上がるということ。
(例2)上腕骨が真下に下ろした状態から真上まで180°上がると時、肩甲骨の内側縁は1/3の60°上がるということ。

肩甲・上腕リズム

肩甲・上腕リズム

 

これらのことからピラティスのエクササイズ『スパイン・ツイスト』などを手を横に伸ばす時、
初心者の人が多い場合は「肩甲骨(肩)が上がらないように。視界の中に両手の平が見えるように真横よりも少し前に」と言っているのですが、
ピラティス歴が長い方や身体の意識が高い方には「身体の真横(前額面)より両腕が30°前になるように」と言っています。

皆さんもこのことをちょっと頭に入れて、肩甲骨を”正しい”ニュートラル(中間位)で安定させられるように頑張ってみましょう!!