一般に【脊柱管狭窄症の方に推奨されている運動】は
Ⅰ.歩く運動。(ただし痛みやしびれが出る場合は避けて下さい。)
Ⅱ.(脊柱管狭窄症の方は体を反らせると痛みが出る場合が多いので)腰を曲げて運動できるエアロバイク。
Ⅲ.腹筋の筋力強化。
Ⅳ.前屈体操。
Ⅴ.腿を抱え膝を伸ばすハムストリングスのストレッチ/腿を抱える股関節のストレッチ
などがあります。
さて、この時、スポーツクラブで行われるパーソナルトレーニングですが、整形外科などで理学療法士などが行う運動療法と条件的に異なる部分がいくつかあります。
それは
(1)施術時間が決まっていること。
(2)可能ならば、自重トレーニング以外に様々なマシンも使用できること。
(3)そして私のパーソナルトレーニングが行える曜日が限定されていることです。
(1)パーソナルトレーニングは時間契約ですから、基本的にオーバーワーク(時間の超過)は行いません。時間内に納まるようにメニューを組みます。リハビリのように時間制限がないわけにはいきません。次のお客様が待っていますから。
(2)(3)70代とご年配の方ですので、基本的に自重やセラバンド程度のレジスタンストレーニングが最適と考えたのですが、
●私がそのお客様とトレーニングできる日が週1回しかなく、それ以外の日にトレーニングしようとした場合、(私がいないとできないよりも)マシンを使って自分ひとりでもトレーニング出来るようにした方が良いと考えたため。
●仰向けの腹筋など自重を使用するとあまりに腹筋がなく、逆に首・肩に力が入ってしまい正しく目的の腹直筋・腹斜筋をターゲットとするトレーニングできないため。
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その結果、私は以下のようなメニューを提案させて頂きます。
1.ストレッチ(特に肩周り) |
さらに、もし背筋を鍛えるピラティスの「ブレスト・ストローク」のような動きも入れられるならば、最高だと思います。(絶対に無理をしないように注意する)
その際、腰椎部が屈曲(後彎)しているので、通常通り床にうつ伏せになった状態がこの人にとっては既に背屈している状態になってしまうのに、さらに背中の伸展をさせるとその人にとっては”過”伸展している状態になってしまいます。
そこでどうしたら良いかというと、以下のように(あれば)アーク・バレルなければ座布団やバスタオルなどを厚めに重ねて、みぞおち・おへその下あたりに置くと腰へ負担をかけずに背筋を鍛えることができます。これが屈曲した状態から床と平行になることが、この人にとっては背筋を鍛えていることに相当するからです。
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↑ブレスト・ストローク・プレップ1 |
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↑ブレスト・ストローク・プレップ2 |

