「あれ?痛くない、、」
「え?これでも良いんですか?」
どちらのことばも
ピラティスセッション中に聞くことば。
今まで間違って覚えていたことを意味することば。
「もっと上げるんじゃないんですか?」
「あんまり筋肉痛になりませんでした。」
これもよく聞くことば。
ちなみに、
正しくピラティスをおこなっている場合、
筋肉痛にはならないといわれている。
ピラティスは筋トレではない。
また「体幹トレーニング」という
ことばで表現できるものとも少し違う。
心のコントロール、身体のコントロール、
それらを緻密に設計された種目を通して“学んでいくもの”
それぞれの種目を
その人それぞれに必要な形で、
動かすべき場所、使われるべき場所を考え、
その種目の目的に集中する。
それは、誰もが同じ形で実施するのではなく、
その人のもっている姿勢や
運動レベルに応じて変化すべきである。
回数も適切でなければならない。
少ないから効かないなんてことはない。
ピラティスの原則を無視して、指定回数以上を実施することは、
ただ満足感を得るためだけのトレーニングでしかない。
もし指定された回数の中で、
望んだ感覚が得られなかったとしたら、
また次の日に同じ練習をすればいい。
指示された感覚がつかめなければ、
その感覚を得られるまで何日も同じことを繰り返せばいい。
決して自己流にならず、
正しい知識を持つ指導者に何度も確認をすること。
ピラティスの負荷は、
意識を変えれば負荷も変わる。
その種目が簡単だと感じ始めたとき、
形を変えるよりもまず、そのエクササイズに対する意識を高める。
レッスンを見ていると、
「足を伸ばしてハンドレッドをするほうがすごい」
という風潮があるんじゃないかと思ってしまう。
もちろん、
“本当に正しく” できていればすごいのかもしれないが、
人と競っているわけでもなく、自分のためにやるものであって、
すごかろうが、すごくなかろうが大して重要ではない。
むしろ、
自分の体をちゃんと理解して人とは違うかたちを選択し、
一つレベルを落とした形でも、
集中して負荷を感じれている人のほうがよっぽどレベルが高い。
自分が正しくエクササイズできているかは、
必ず近くにいるインストラクターに訊ねたほうがいい。
自分に適切なかたちが何であるか、
それを理解していないことは時間の無駄になりかねない。
また、インストラクターも、
適切なかたちを適切な理由で指導できなければ、
クライアントを騙しているのと変わらない。
ピラティスを正確に伝えるには、
まだまだ練習が足りないと感じる。
欠かさず実践し続けることが、
正確な指導に近づいていることを信じ、
これからもピラティスを学び続けたいと思います。