本値の動きを見ると、
その時点での投資家の
心理状況が理解できます。
たとえば週足で、
前週末と同じ株価500円で
始まったとします。
その後、500円を下回ることなく
株価が上昇し、
週半ばには600円をつけ
そのまま週末に突入、
週末の最後にやや安く
580円で引けたとしましょう。
この場合の4本値は
始値と安値が同じ500円で、
高値600円、終値580円になる。
このとき、投資家は株価に
大方強気の見通しで
臨んでいることになります。
しかし、週後半でも
600円の高値を抜けなかったことから、
週末の最後には、
「とりあえず利益を確定しておくか」
という投資家が増えたことを意味します。
当初は大勢強気だったが、
週末には一部に
やや弱気が台頭してきたわけです
週末に株価が下がるのは、
市場が休みになる間、
株を持ちたくないという
投資家が売るからですが、
この動きを漫然と
見ているべきではないことも
知っていただきたい。
株を売ったなかには
先行きの相場に不安を覚えた投資家が
いるかもしれないからです。
そうした投資家が多くなれば、
次の週には株価は
下げに向かうこともあります。
このような投資家の
心理状況を把握するために必要なのが、
ローソク足をはじめとしたチャートになります