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 無事会場に着くと、他の団員と徐々に集まり出しました。すると、年取った団員が荷物の置く場所についてクレームをつけだし、周囲の人間を困らせ始めました。僕は「いい加減にしろ!」とどなりつけたかったのですが、「本番前に声を変に使うのもどうか」と家内に言われるような気がしたため、やめておきました。そうやって落ち着かないうちに、練習1が始まりました。今回の声だしは全部で6分×3回、計18分しかありません。本番の演奏時間が6分ですので、1通り全部歌った所で練習時間終了というわけです。まず本番ステージでの練習が1回目にありました。続いてすぐ別の練習会場に行って練習2が始まる予定でした。ところが練習2を行う場所に行くと、手元にあるスケジュール表と練習開始時間が10分間ずれていました。どうやら会場係内できちんと時間のチェックが行われていないようでした。これが、後々の男声合唱の練習にも響き、男声合唱の方の本番ステージ練習と混声の最終練習とぶつかってしまうことになったため、男声合唱の方に参加できないこととなってしまったのです。たった10分のずれなんですが、ここでも後味の悪いことになってしまいました。
 本番ステージは混声も男声もそこそこのできだったようで、特に混声のほうは演奏後、指揮者のもとに讃美の言葉が相次いだということで、指揮者もほっとした顔を見せていました。この調子で12月2日の定期演奏会も頑張りましょうねと指揮者と話しながら、会場を後にしたのです。
 帰りには雪に当たらず、まだ道も凍結していなかったため、比較的スムーズに帰ることができましたが、帰りに居酒屋に寄った所が当たりが悪かったです。新しく開拓しようということで入ったのですが、観光客向けにしても値段が高くすぎる店で、もう二度と行きたくない店です。しきりに「観光客か」と聞かれました。これも大変頭に来ることです。観光客と地元の客とで対応を変えようとはとんでもない話ですよね。
 最初と最後であまりしっくりこなかった日なのですが、肝心要の合唱で良かったので、良しとしなければいけないのでしょうね。