【000072】 | 壊れた機械人形

壊れた機械人形

やぁ、はじめまして。

ようこそ、『壊れた機械人形』へ。

地元の花火大会が始まった。



窓から見える花火は電線に遮られ、目の前の道路には路上駐車の鉄屑が転がっている。新しく設置された信号は、否が応でも精神を現実へと引き戻し、昔の心踊る心地と幻想は時とともに消え去ってしまった。


なくなってしまえばいい。