共通テスト利用入試を考える | 大学受験の覚え書き

大学受験の覚え書き

2024年、第一子「ピコ」の大学受験が終わりました。その時の覚え書き。
第二子「マメ」は2028年大学入試。

私大文系の長女。

「浪人はメンタルがもたない。」と、いうことで、偏差値で言うところの上から下まで、計7校を受験しました。

とにかく現役でどこかに滑り込め!という感じで。


なるべくチャンスを増やしたい、と思ったので、共通テスト利用もしましたよ。

6校も!!!

(第一志望のWは、数学必須のため出願できず。)


第2、第3志望校は、普通に考えて共テ利用での合格は無理な感じでしたが、万が一共テで奇跡が起こったら!と思い出願。奇跡起こらず。


第4志望校は、模試で前年度のボーダーを超えたことがあり、ワンチャン?と思い出願。ワンチャン起こらず。


第5〜第7志望校は模試でもA〜C判定が出ていたので、迷わず出願しました。


さて、ここからが難しい話です。

共テは試験は一回だけですが、そのままの点数でジャッジされるのではなく、各大学によって、配点が違います。


まず国語は配点パターンが3つ。

現代文、古文、漢文、すべて。

現古、のみ。

現、のみ。


長女は漢文が得意ですが、彼女が受けた共テ利用は現古が多かったかな?


続いて配点。

英語や選択科目を2倍にする、というところもあったな。

それから、英語でいうと、共テ自体はReading もListening 100点満点ですが、それをR→150点、L→50点に換算し直す。という学校も。つまり、Readingが得意な子が有利。


そう、このRを150点に換算するのが第5志望校でした。

模試でB、C判定を出していたので、なんとかなるかと思ったのですが、この換算率でボーダーを下回り、、、不合格でした。。。


ですので、共通テスト利用で合格したのは、第6、第7志望校のみ。

持ち偏差値−5〜−10くらいの安全校でしたね。


共テ利用の難点は、、、

・共テの受験前に出願しなければならない学校が多数。→結果が悪いと、全落ちの可能性もある。

(結果が出てから出願できる学校もあるが、MARCH以上はほぼなし。関関同立は共テ後に出願できる方式があるらしい。)

・一般入試の合格発表とほぼ同じ頃に合格発表があるので、お守りにはならない。

(2月15日前後に共テ利用入試の発表が集中。この頃には一般入試も半分くらいは終わっているので、共テ利用がダメだった場合、焦る。)


共通テスト利用で奇跡は起こらなかったけど(笑)、色んなパターンがあると知れたのは良かったです。

ただこれ以上複雑になったら、、、ついていけないなあ、、、