先日は、病棟の送別会!
コロナでずっとそういったものはなかったんだけど、今回の退職者に30年勤続の方がおりどうしても送別会をしてあげたかった。
その先輩には随分とお世話になった。病気休暇中の私の代役を、全て担ってくれた。

看護師勤続30年…簡単な事ではない。
ちなみにその方は、50歳である。
過去に長期的な休みは取ったとがない。
独身を貫いた彼女は仕事一筋で走ってきた。
並のことではない。30年もの間、日々の看護、夜勤をこなしてきた。
退職に至った経緯は…
先輩コッペパン「もう、、疲れた…ゆっくり休みたい」
何か目的とか、やりたい事があるのではない。
休みたいと…私は病休で2ヶ月弱休んでしまったけど彼女は一切ない。
今後のことは何も考えていないとのこと…

送別会は盛り上がり、先輩も楽しそうだった。
先輩コッペパン「明日のことなんて考えなくていいんだーっ!」
そんな事を言っていた。

真顔うーん…なんとなく、先輩はゆっくり休みたいだけなのではないかなぁ…
こう…数ヶ月休めば、また仕事が出来るんじゃないかな…
そんな事考えたけど、退職は先輩が決めた事…。


先輩にプレゼントした翡翠のストラップ…

先輩のお薬ポーチにつけてあげた。


翡翠の石言葉は安定や平穏・慈悲・知恵・忍耐力や健康、長寿などを表していると伝わっている。


これから1人になってしまう先輩が心配で…

帰り道、先輩の自宅が近い私は一緒にタクシーで帰ってきた。最後の最後、タクシーで先輩は少し涙していた。もう、毎日は会えない…

もう先輩の愚痴を聞くこともない。

寂しいなぁ…
看護の世界ももう少し働きやすければいいのに。
しかしながら、先輩…
本当に30年間お疲れ様でした!
ゆっくり休んでください!
また、何処かで働けたら嬉しいです!