ドラマと不調のはなし。 | My sweet home ~恋のカタチ。

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せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

今は相変わらず9時半には就寝して5時前に起きる生活がずっと続いていて、いわゆる

 

プライムタイム

 

と呼ばれる時間帯にテレビは基本的には見ません。

 

見たい番組は録画をして翌朝起きた時に見ます。

 

今録画しているのは

 

日曜劇場『さよならマエストロ』

 

金10の『不適切にもほどがある』

 

です。

 

マエストロ、の方はオケのお話なのでスタンダードではありますがクラシック好きとしてはその辺も楽しめる。

 

ただもう折り返しになっているのに娘と父の確執のはっきりとした理由がよくわからないんですよね。

 

匂わせはあるものの、まだよくわからない。

 

娘の響のあの反発の仕方って普通じゃないんですよね。

 

父親がよっぽどひどいことをしていないとああはならない。

 

でもまだそこまでのことが出てきていないんですよね。

 

響は将来を嘱望されるほどのヴァイオリニスト。

 

父親の指揮で大舞台で演奏をすることが夢。

 

でも(おそらく)父親の才能に届けないジレンマでコンクールから逃げ出し事故に遭った。

 

その娘の思いに音楽以外は鈍感な父親が全く気付いていなかったことに遅すぎる思春期の琴線に触れて反発している・・

 

なのかもしれないのですが、あまりに理由が薄くてまだ首を傾げ中・・

 

それでも俊平の音楽をとことん愛する気持ちで晴見フィルのみんなを生き返らせてゆくくだりは本当にいい。

 

腑に落ちる着地をぜひしてほしい!と思ってます。

 

そして

 

『不適切にもほどがある』

 

は。

 

数年前同じ時間帯でやっていたクドカンさんの

 

『俺の家の話』がすごく良かったので期待大で見ました。

 

・・・

 

マジ。

 

見るたびにすごくなってます。

 

最初、タイムスリップものと聞いた時は

 

クドカンまでタイムスリップか、ともうタイムスリップ食傷気味だった私はそこが引っかかっていました。

 

ところが。

 

このタイムスリップは

 

1986年と2024年しか行き来ができない

 

という設定。

 

昭和と令和。

 

もう何もかもが変わっている。

 

でもよくある現代と戦国時代とか戦争中のタイムスリップと違って、一見同じようで何もかもが少しずつ変化している

 

というのがミソで常に物語の芯になっているのが

 

コンプライアンスという概念の差

 

なんですよね。

 

体罰、セクハラ、パワハラもう誰も何とも思っていなかった時代。

 

私もそんな時代に多感な時期を過ごしましたがこれを見ていると

 

異常なことだったんだ

 

と今さらながら気づいたり。

 

昭和から平成、令和になっていわゆる常識と言われることを知らず知らずのうちに自分の中でアップデートしてたんだなあと感じました。

 

この38年間という絶妙な期間も。

 

昭和にいる市郎も純子も生きているであろう期間なんですよね。

 

でも

 

一昨日の第5回で正直泣けました。

 

ドラマ的にはまだ半分くらいなので今後どうなるかわからないのですが、昭和の市郎と純子が知らない大きな出来事で二人は命を失っています。

 

もし、あの時

 

ああしていたら、こうしていたら

 

という

 

人生のif

 

は誰しも持っているもので。

 

できればあそこからやり直したい、と思ったりすることもあるけれどそれはできない。

 

叶うことはない。

 

でも純子の夫ゆずるはそのifをひとつだけ令和で叶えるんですよね。

 

そこがものすごくグッときて。

 

現実の世界でも理不尽な災害で命を落とす人たちがいる。

 

もしあの時

 

と思う人たちがものすごくたくさんいる。

 

明日はもう何が起こるかわからない。

 

ホーキング博士でしたか。

 

タイムマシーンは未来でも発明されることはないだろう。

 

なぜなら今、未来から来てる人はいないから。

 

そんな言葉が頭をよぎりました。

 

この世界に生きている人みんな誰も

 

明日のことは知らない

 

わけで。

 

極端なことを言うと自分が生きているのか死んでいるのかもわからない。

 

このドラマはもちろんフィクションではありますが

 

タイムマシーンという架空の動力を使って

 

悲しみを背負った人の小さなifをひとつ叶えた

 

ということが本当に尊くて心が揺さぶられました。

 

 

結婚を反対され断絶状態になった妻の父親に自分がいちから作った背広を着せたい

 

決して大きな夢ではない。

 

それでも自分の未来の運命を知った市郎がそれを受け入れその背広を着る。

 

『俺の家の話』でも父親の介護の話かと思えばまさかの主人公の死、という展開に驚いたものですが

 

死んだはずの自分の姿がその父親にだけは見えている

 

というありえないけどそうだったらいいな

 

が本当に胸を打ちました。

 

『不適切にもほどがある』は基本的には昭和と令和のコンプラの差をうまくリンクさせて見せるコメディではあるんですけれど

 

知るはずのない不幸な未来を知ってしまうという残酷さも描いています。

 

演者さんみなさん素晴らしいんですけど、やっぱり

 

阿部サダヲさんてすごいな、と毎回思います。

 

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今回の連載、不手際が多く本当に申し訳ありません。

 

先日も書きましたように、ここのところ自分の身体のガタに精神的にやられている・・ということが続いておりまして

 

1年くらい前からでしょうか。

 

夜寝ていても毎日毎日とにかく夢を見る。

 

起きても覚えているくらいハッキリした夢。

 

それだけ熟睡ができていないということで、理由はわからないのですが朝起きても何となく頭の疲れが取れていない状態です。

 

スマートウオッチを着けて寝ると、とにかく

 

レム睡眠の時間がめちゃくちゃ長く、

 

深い眠り、浅い眠り、レム睡眠の時間が数分ごとに順番にやって来ておそらく脳が休んでいないのではないか

 

という結果が毎日のように出ます。

 

もちろんスマートウオッチを100%信じるわけではありませんが相変わらずハッキリとした夢を毎日見るという状態で、それが体にストレスを与えているのではないかと思います。

 

この年になると

 

適度な運動

 

とよく言われるんですけど、まず出不精で休みの日も買い物くらいにしか行かないし、コロナ禍以降さらにひどくなり人混みも避けるようになりました。

 

適度な運動

 

ってなんなん・・?と毎回よくわからず過ごしております。

 

こんな私の小説でも読んでくださっている方がいるので、体の不調で連載を飛ばすというミスをすること自体

 

なんかもう

 

年かなーーーーー

 

で片づけるしかないのでしょうか。

 

すみません

 

グチっぽくなりました。

 

それではまた明日。

 

----Hina照れ