喜んでくれました。
私の好きなあの笑顔で。
お祝いした側なのに、実は私の方が幸せであることに気づきました。
とてもとても幸せな時間でした。
父の誕生日のときに、プレゼントを渡しても、いらんわと
返されることが多かったんです。
何か、悲しくてつまんなくて、ここ数年何もプレゼントを
送っていませんでした。
今年、それがどういうわけか少しわかった気がしました。
「こういうお祝いみたいなのは、ワシの文化にはないねん。」発言
なんとなくわかった気がしました。
そして今年は88歳の誕生日で、
ガンを患っている父は、この歳まで生きられるとは思ってなかったので、
特別な日だったんです。
「ありがたく、ほないただくわ。」ともらってくれました。
ケーキも、ペロリと食べてくれました。
お祝いの文化を受け入れてくれたみたいです
そして、私が帰るときに玄関で、
昔小さな頃、父がよくやってくれていた、頭ポンポンを
何十年ぶりかにしてくれました。
こんなおばちゃんになっても、親の前になると
きっとこどもなんだなー、私
幸せすぎだな、私。
寿命が尽きるその時まで、どうか幸せであり続けますように。