※オフィシャルHPより転載


8月4日(日) 大阪・淀川区民センター(13時開始)「Pure-violence road.14」

第1試合 JWP認定ジュニア&POP王座次期挑戦者決定リーグ戦 15分1本勝負
ライディーン鋼<0点> VS フェアリー日本橋<1点>

これまで、3戦を終えて勝ち点0のライディーン鋼。須佐が2勝しているだけに、すでに優勝の目はなくなってしまった。しかし、この公式戦をただの消化試合にしてしまっては、出場した意味がなくなってしまう。特に、後輩でありながらラビット美兎から白星を先に奪ったフェアリー日本橋に対し、先輩としての意地を見せつけなくてはならない。いつまでも、勝てない鋼でいるかどうかは、自分次第と言っても過言ではないだろう。これに対し、須佐えり戦で連勝を狙ったフェアリーだったが、ここはキャリアの差もあって黒星を喫したが、優勝戦線に残るためには、鋼を破ることが絶対条件。モチベーションでは日本橋が大きく上回って試合を迎えることになる。とはいえ、鋼もシングル戦での初勝利を上げるビッグチャンス。体格ではこの世代でもヒケをとらない鋼が、日ごろの練習の成果を見せることができるのか注目だ。


第2試合 同リーグ戦 15分1本勝負
世羅りさ<1点> VS 須佐えり<2点> 

6月30日のラゾーナ川崎大会でのライディーン鋼戦に続き、7月28日の名古屋クラブダイアモンドホール大会でフェアリー日本橋を下した須佐えりが、JWP認定ジュニア&POP王座次期挑戦者決定リーグ戦の単独トップに浮上。いよいよ、ジュニア2冠王座挑戦が視野に入ってきた。一方、ホームのアイスリボン道場で鋼を破って白星スタートを切った世羅だったが、名古屋大会でラビット美兎に惜敗して1勝1敗。勝ち点を積み上げることはできなかった。須佐が負けなしで走っているだけに、世羅が自力で挑戦権を掴むためには、ここは何としても勝っておきたいところ。格闘スタイルで挑む須佐に対し、世羅が持ち前の大きな体で跳ね返すことがきれば、自ずと勝機も見えてくる。ただ、須佐からすれば世羅を撃破して、全勝でラビット戦を迎えれば、気分的にも優位に試合を進めることができる。リーグ戦も終盤に入り、誰もが落とせない試合となってくるが、この試合が優勝を占ううえで重要な一戦となってくることは間違いない。


第3試合 15分1本勝負ラビット美兎 VS 藪下めぐみ
7月14日に大阪・梅田ステラホールで自主興行を開催した藪下めぐみ。大盛況の中で幕を閉じたものの、試合に限ってはジャガー横田、渋谷シュウと組んだ藪下が、阿部幸江&KAZUKI&ドレイク森松と対戦し、阿部に3カウントを許して有終の美を飾ることはできなかった。その試合後、JWPの広報係と化した阿部とKAZUKIが、大阪大会で満員の観客を集めた藪下に目を付け、その場でJWP大阪大会への出場を要請。スケジュールが空いているということで、半ば強引に参戦を決定させた。そんな藪下の対戦相手として抜擢されたのがラビット美兎。JWP認定ジュニア&POP王座次期挑戦者決定リーグ戦では、苦しみながらも2勝をマークしており、この試合前に行なわれるリーグ戦の行方が気になるところかもしれないが、JWPにはいない柔道や格闘を取り入れた試合スタイルの藪下との一戦は、今後のためにも貴重な経験となるはず。まして、格闘色を強く出している須佐えりとの試合も控えているだけに、それ以上の器である藪下との対戦は、何かのヒントを得
ることもあるかもしれない。まずは、ラビットの独特な試合運びが藪下にどこまで通用するのかがポイントとなりそうだ。